銀色の日記
モクジイク?モドル?ススム?


2001年02月22日(木) ある女性の話

もう私たちは言葉を失ってしまったのかも。
優しい言葉をかけることも出来ず、口を開けば萎縮してしまうような科白しか出てこない。
もう何も言えない。
さげすまれ、怒られ、見下され、馬鹿にされ・・・。
今まで何度ひどい事を言われても我慢してきた。
いつかは優しい言葉をかけてくれる日がくると思っていた。
いつかは自分を最優先してくれる日が来ると思っていた。
今は我慢・・・、責任を果たすまでそれまで・・・自分のことは後回しでも仕方がない、そう思っていた。

小さな事かもしれない。
多分他人からすれば、そんな事でと思うかもしれない。
でも、私はいつも一人だった。
辛い時も、泣きたい時も、不安で仕方のない時も話を聞いてくれなかった。

今年のバレンタインは知らなかったこととはいえ、最悪だったんだな・・・。
テレビドラマで「一番不幸な女は忘れられた女」だと言う科白があった。
捨てられた女よりも、忘れられた女が一番不幸だと。
そう言われればそうかもしれない。

というのはあくまで、ある女性の話でした。
チャンチャン。


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