transistasis
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人は、いつしか、自らの運命を左右する神の存在を偶像として崇拝することを覚えた。 渚カヲルは言う。 「生と死は等価値なんだ。自らの死、それが唯一僕の絶対的自由なんだよ」 その拠としての神。 それが 『魂の座』 神に殉じることに何を躊躇う? ・ 我々に具象化された神は必要ない。 神を感じたければ明治神宮の森深く分け入り、そこに身を委ねよ。 聖なる水と大地と大気が結界で守られている場所。 それが我らの墓所であり、また子宮でもあるのだ。
絶望皇太子
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