+++今日の出来事+++


1日遅れの平和祈念 2002年08月10日(土)


昨日は長崎原爆の日でした。
長崎の小中学校は、8月9日が登校日になっています。
原爆の投下された日、どの学校でも「平和集会」があります。

毎年「平和集会」のときに合唱する歌が何曲かあって、
大人になってもその歌は覚えているのですよね。
きっと、よそに住む人はあまり知らないだろう(昔私がそうであったように)と
思いますが・・・。
今聴いて一緒に歌うと、涙がぽろぽろこぼれてきます。
平和の大切さ、命の尊さ、原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さ・・・。
そういう思いの込められた歌であることを、
大人になってより強く感じるようになりました。
私が覚えているのが下の3曲です。
うちの子供たちが今年学校で歌ったのは「青い空は」でした。(この歌はよそに住んでいる人でも知っている人がいるかもしれません)

個人のページで歌の歌詞を載せたりしてはいけないことはわかっておりますが
平和への願いですので・・・。
(探せばこれらの曲の聴けるページも存在するようです。)

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あの子(原爆の歌)
詞:永井 隆 

壁に残った落書きの
 幼い文字のあの頃が
 呼んでひそかに耳澄ます
 ああーああ...
 あの子が生きていたならば

 運動会のスピーカー
 聞こえる部屋に立ちてみる
 テープ切ったるユニホーム
 ああーああ...
 あの子が生きていたならば

 ついに帰らぬおもかげと
 知ってはいても夕焼けの
 門(かど)に出てみるハゲイトウ
 ああーああ...
 あの子が生きていたならば



平和の歌 「青い空は」
詞:小森 香子

青い空は青いままで子供らに伝えたい
燃える8月の朝、影まで燃え尽きた
父の母の兄弟たちの命の重みを肩に背負って胸にいだいて

青い空は青いままで子供らに伝えたい
あの夜星はだまって連れ去っていった
父の母の兄弟たちの命の重みを今流す灯籠の光にこめて

青い空は青いままで子供らに伝えたい
すべての国から、いくさの火を消して
平和と愛と友情の命の輝きをこのかたい握手と歌声にこめて


 
 原爆許すまじ
         詞:浅田石二 

ふるさとの街やかれ
身よりの骨うめし焼土に
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの街に

ふるさとの海荒れて
黒き雨喜びの日はなく
今は舟に人もなし
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの海に

ふるさとの空重く
黒き雲今日も大地おおい
今は空に陽もささず
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの空に

はらからのたえまなき
労働にきずきあぐ富と幸
今はすべてついえ去らん
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
世界の上に






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