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■ ぐうたらデー
いろいろと掃除とかしなければいけなかったのですがぐうたらな一日を過ごしてしまいました。
映画「皇帝ペンギン」を見ました。予想とはかなり違う内容で驚きました。てっきりほのぼの映像が全編を被い尽くす癒し系映画と思いきや全然違いました。ペンギンのライフサイクルに異常な驚きを隠せません。まず、海岸から内陸へ100キロ歩いて盆地みたいなとこで結婚します。オスが少ないので売り手市場ですがメスの壮絶な略奪戦が繰り広げられます。んで、卵を産むんですが生んで直ぐにメスは御飯を食べに海岸まで100キロ歩きます。その間はオスが卵を温めるのですがメスが帰ってくるのが二ヵ月後(笑)その間にもアザラシに食べられたり、卵を狙われたりとハラハラドキドキです。メスが帰ってきたら今度はオスが御飯を食べに行きます。すごいライフサイクルです。見た目も寒さをしのいで卵を守り抜くオス達は駅のホームで並ぶオッサン達のようです。別な意味と角度ですごく感動しました。家族愛だなーと思いきや、子供が動けるようになったら(とはいえ、小さい)離婚してオスとメスは子供を放ったまま海に帰ります。余韻もメッセージもなにもないまま終わります。ペンギンはひどい生き物だなーと思いました。これ系の「ワタリドリ」や「ディープブルー」は感動ひとしおだったんですが、この「皇帝ペンギン」はどうも鑑賞後に許せない感覚が残りました。
2005年12月29日(木)
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