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■ 初市
娘さん生誕７ケ月めです。
今年初の買い物に行くことになりました。朝午前中からの出発なので昨晩から睡眠時間を調整して望みました。初めにレストランで御飯を食べました。娘さんがぐずってきたので早々に退散し、私の革靴を買いに行くことにしました。行った店舗が高めだったので安い店に私一人で行き、ついでにビデオを借りてきました。奥さんと娘さんはその上の階の衣料品店に居てスウェットの下とかいろいろ買いました。帰りにデパートでおむつ替えと授乳をして電気店に電気ストーブを買いにいきました。
帰ってきて借りたビデオを観ました。「トリプルＸ ネクスト・レベル」です。前は宣伝時に期待はしていましたがあまり話題に上がらないこととこちらで上映が無かったのが不安材料でした。観て思ったのですがこれほどの比類なき糞映画は無かったです。監督はリー・タマホリ、共演にサミュエル・Ｌ・ジャクソン、ウィレム・デフォー、昔と変わらぬピーター・シュトラウス！この豪華布陣で面白くないわけがありません。しかし、が空前絶後のミスキャストでもある主演アイス・キューブに原因があります。全部ぶち壊しです。前作の主演を張ったヴィン・ディーゼルは屈強な肉体と低い声がとても強い男を表現するのにはお釣りが出るくらい充分でした（本人は脚本家上がりというギャップのある経歴を持っていますが。）しかし、アイス・キューブ。ただのデブ黒人です。映画「地獄の黙示録」の撮影の際に精悍なカーツ大佐を求めていたのに更にデブって現れたマーロン・ブランドーを見てコッポラ監督が唖然としたエピソードを重ねてしまいそうなくらいデブ。しかも、このデブ黒人が機敏で強く機転が効く設定が完全に説得力がありません。完全に失敗作です。デブがかっこいい場面を演技してもお笑いになってしまいます。これほどすごいミスキャストも珍しい作品です。企画したやつも企画したやつですが通したやつも通したやつです。インタビューを観ても共演者、監督も皆が無理して「アイス・キューブはハマってたよ。」と褒め称え、アイスキューブ自身も戸惑った表情でインタビューを受けているのは爆笑ものです。まるで「俺、こんな作品で主演張ってよかったのだろうか？」と言いたげです。
ついでに借りてきたエロＤＶＤがダビングできたので良かったです。
寝ようと思ったら奥さんの背中に娘さんが潰されたまま寝ていました。それでも動じない娘さんの寝顔がとても可愛いです。
2006年01月04日(水)
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