「この街で」
雨がしとしと降る夕方
傘もささずに空の泣き顔を見つめ
悲しみの涙を体に受ける
どこかで耳にした
ここがキミのいる街だということを
夏の終わりの夕方
まだ月が夕焼けにのぼる頃
明るい空間の中の
街灯さえ美しくて
キミが歩いた道
ボクは温かい涙受けながら
足が痛くなるほど歩く
あの香りを
また感じたくて
キミを求めつづけてる
どこかで夢見た
ここでキミと出会える街だということを
----------------
「オルゴール」
いつか誰かにもらった
手巻きのオルゴール
癒しの音色
好きなスピードで
感じるコトができるメロディー
いつか誰かにもらった
手巻きのオルゴール
哀しみの音色
自分のペースで
感じるコトができる哀情
繰り返しきこえてくる星の音
不思議な音色
ボクは逆に巻いてみる
メロディーは全く聴けなくて
手で巻く音だけが聞こえた
無理にまわしてもキコエナイ
これからも
手巻きのオルゴール手にして
輝く河を渡ってく
そしてキミにも聴いてもらえるように