「声」
キミの声
他人の声
ボクの声
一人一人違う音
他人から聞く声
キミから聞こえる声
全て違うもの
信じるものは
ただ1つ。
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「ありがとう」
キミに1つ誓える
嘘じゃなかったと。
ボクに1つ誓える
夢じゃなかったと。
キミとボクの最後の笑顔
手をつなぎあっていた頃の
ボクらより輝いた
涙目のボクに
優しい声
悲しみより大きな喜び
響き合うボクらは
共鳴しあう
見つめあえる瞳
輝きを増す人間たち
時を刻む空気は
優しさで包んでくれた
キミとボクに誓える
間違いじゃなかったと。
握手が
微笑みに変わるとき…
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「ココロの失明」
ボクは笑えなくなった時
刃物で体を痛めつける
泣く事さえ忘れ
流れる血をなめながら
ボクは泣けなくなった時
刃物で他人を傷つける
結局見つけるのは自己嫌悪
一番大切なもの
瞳から消滅させられて
ココロの失明
決して経験したくないもの