ふりほどきたい現実が
ボクの腕を後ろからひっぱる
力いっぱい走っても
重苦しい三日月は追ってきた
いつもボクの心を映してくれるあの月
今日は見つめないで
ボクの心を映さないでください
希望の声を聞かせてくれる星も
今日はボクの前に現れてくれなくて
ただこの世界に落ちてきそうなあの月と
深い闇から逃げ出したくて
もうすぐ消えちゃいそうな街灯に
しがみつくだけ
どうか今日は 今日だけは
ボクを探さないで…
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「星の下で」
あなたに会いたくて
あの場所から見えるいつもの星を
よく見に行ってる
大好きな色のノート手にして
またペンを握る
もしここであなたとまた出会えたら
満たされない希望も
形にできない想いも
全て伝えてしまいたいけど
これからもこの想い大切にして
このままあなたと会えないほうがいいんだ
叶えたい願いは
全力で走れば手につかめるもの?
叶えたい願いを
ずっと胸にしまっておこうとするのは
逃げてるだけなのかなあ
このノートの大切なページには
少しちぎれたしおりをはさんでる
いつでも開けられるようにね
あなたの瞳に映る術を
見つけられないまま
あなたは背中を向け
旅だってしまった事に
きっと笑顔する時がくるだろう
その時まではやっぱりゆっくり
あたしは歩いていくしかない