あの頃手を繋ぐ度に距離が遠くなった「もう悲しむ顔は見たくない」と嘆く君の歯痒い拳はいつの間にか優しい掌に変わっていたね見え隠れする汚れた写真はあの頃の潤んだ瞳に洗われた僕らが育んだ愛はこれからまた形を変えていくだろ果てない道に二人がいつまでも手を繋いでいられるように悲しい恋路を辿らぬようあの場所のもっと先まで今日も競争しながら走ろうか