心を映し出す星空を
あれだけ眺めるなと
言い聞かしておいたのに
隙間を埋める術を
絶えず探しながら歩いたから
笑い声が涙を紛らしてくれた
意図的に築いた繋がり
何故か段々と自力でなく
気付けば時間が繋いでくれて
花が咲かない、と
ぶちぶち言いながら
君の部屋に持って行った日
あっと言う間に
優しく咲かせてくれたでしょ
だからね、
隠れた君の心を見つけられた
傷つくのが恐いからって
言わなかった本音は
最期まで君には伝わらなくても
誰にも真似できない
二人だけの握手ができたらいい
本当の僕への帰り道
久しぶりに見上げた星空はとても綺麗で
月光が僕の心の汚れを照らした
やっと心が洗われた気がした
ぼやけた星空は
視力が知らぬ間に悪くなったせいか
気付きたくない涙が流れたせいか