![]() |
結納、そして泥酔 - 2002年04月13日(土) 天気:晴れ。朝:×。夜:×。 今朝は5時半に一度目が覚めてから 二度寝して6時に親に起こされた。 5時半に起きた時に着替えは済ませといたから 起こされてもすぐに出発できる状態。 車に乗り込み いざ小松空港へ。 顔も洗ってないし髭も剃ってないし 今日が結納の日だなんてこの俺を見て誰がそんな事を思うだろう・・・(笑)。 飛行機は定時に離陸して一路沖縄へ。 空は相変わらず黄砂で煙っていたけれど 飛行機には影響はなかった。 11時、沖縄へ到着。 着てきたウィンドブレーカーをすぐに脱いだ。 それくらい沖縄は暑かった。 富山は春になったばかりなのに 沖縄はすでに夏になっていた。 彼女の車に乗り込み 那覇市内へ昼食を取りに向かった。 びんどぅんちぃという沖縄料理を食べさせてくれるお店に入った。 2月に行った時に入ったお店。 俺はまた単品で頼んだ。 ミミガー・テビチ・三枚肉・ジューシーetc。 両親はセットメニュー。 彼女はパパイヤの炒め物をつまんでいただけ。 相変わらず食は細い。 もう慣れたので心配はしていない。 食事の後は首里城へ。 朱礼の門。 沖縄へは3度目だが首里城は初めて入る。 石垣の見事さに感動した。 建物は復元されたものだが、素晴らしい事には間違いない。 意外と時間が掛かってしまった。 3時に帰らなくてはいけないといっていた彼女は 帰り道は結構急いでいた。 後で知った事だが 3時までに帰って着付けに行かなくてはいけなかったらしい。 言ってくれれば良かったのに。 支度を終わって彼女の家に。 5時ちょうどに付くように途中時間調節をした。 家の直ぐ近くで道に迷ってしまったが 時間には送れなかった。 ここでハプニングが発生。 彼女はまだ帰ってきていなかった。 お兄さんから「あれ、うちんの妹は何処ですか?」と聞かれてしまい 油汗が吹き出してきてしまった。 結納の品を運び込んでいたら おかあさんから 「着付けに時間が掛かるから早く帰ってくる様に言ってあったのに」 といわれて冷や汗と油汗がどっちがどっちか解らない感じで吹き出してきた。 おかあさんは明らかに不愉快そうであった。 もうこの時点で俺は何かが弾けてしまっていたようだ。 おやじは結納の口上がままならず 母と俺に駄目出しをされながら 目録を渡していた。 その後は彼女の親族の人達を紹介してもらい 記念写真を撮って 歓談の為に席に着いた。 彼女の父の講演会の始まりであった。 しばらくすると もう一つの方の席に呼ばれた。 これが、そもそもの始まりだった・・・。 おじさんに泡盛をすすめられて飲みはじめた事で 結納の席で俺はおそらくはこの後ずっと言われてしまうであろう 醜態をさらせてしまう事になってしまった。 でも良いのだ。 おじさんは良い人だ! 俺みたいなのを気に入ってくれた。 おおらかな人だ。 只飲みたかっただけと言う話しも無いわけではないが 結納の間中俺に泡盛をすすめてくれていたらしく 俺もおじさんの酌にちゃんと応えていたようだ。 酒の弱いこの俺がちゃんと酒豪のおじさんの酌に応える事が出来ていた事は 変な意味で自信が付いたような気がしている。 歳を重ねる毎に酒に強くなっていくのは何となく気が付いていたが おじさんがそのポテンシャルを引き出してくれたようだ。 ありがたや、かじゅんおじさん! 周りの人達には迷惑をかけてしまったが おじさんの誠意に応える事が出来た満足感は有る。 おかあさんからは「羽目を外し過ぎだ」とお小言を頂いてしまったが 良いのだ! 彼女の両親や兄弟は身内を奪われる思いで さぞや、酔っ払いの俺をうとましく思ったっ事だろう。 結納での醜態には心から反省し 二度と泥酔しない様に注意していきたい。 一人娘の婚約者がこんなんで安心できないだろうな・・・。 どうもすんません。 彼女の家の敷居が一段と高くなってしまった瞬間であった・・・。 -
|
![]() |
![]() |