ともきっち。 の日記

2001年10月25日(木) 必ずぶつかれ

 右手にグルグルタオルを巻いて、冬用のジャンパーを着込んで
今夜は知輝と剣道の稽古だ。

あと、3日で総和大会だというのに、さっぱり上達しない知輝。
今日は300回以上の素振りと言っておいたのに250回しか
やっていないとのこと。
 火曜日の夜に小手を打たせてみたが、最初の5回は、つばに
当たって小手にはさわりもしない。体を突っ込んでいないからだ。
 普段、小手打ちの時に元立ちに小手をあけてもらっているし、
打ってから抜ける練習をしているが・・実戦で、打って抜ける・・
は、いまの知輝には怖くてできないだろう。実際、部内試合で
面以外の技を試していないようだ。(ふるえていたようだ)

 案の定、私がまっすぐ構えていると当てることすらできないのだ
今日は、先の試合の前に強いチーム(千尋ちゃんが)
がやっていた”小手”を打って勢い良く相手にぶつかる練習を
やろうと決意した。
 防具が無いので、冬服をいっぱい着込んだ。
知輝には、面と胴をつけさせて、バイク用の手袋で。
私は、知輝の小さい小手を借りて・・・道路で門灯を全部つけて

「やーやー」「声が小さい」「打った位置で止まったら、面を
打たれるだろバカ」「まづ、ぶつかってこい」2−3度やったら
すぐに小手が当たるようになった。当たりがだんだん強くなった。
20回ぐらいやった。汗がでてきたという。稽古らしくなってきた。
良い小手が出てきた、右手が痛い。タオルを巻いて、小手をして
いるのに(防具つけててもかなり痛い。がまんしよう。)
50回やった。良い感じになった。これなら・・・いけるだろう。

勝ち負けより、自分の練習した技を試合で使ってみよう。
相手が強ければ、なにをやっても、やらなくても負ける。
問題は、このあいだの時のように自分と互角の相手と当たったとき
6回も延長したとき、面以外の技を出せないと・・

失敗しても、”必ずぶつかれ”と教えた。
そうすれば、打たれないだろう。ぶつかりがかなり強く速くなった。
すり足を忘れないようにしよう。先生にいつもいわれているから。
面胴を着けての跳躍をやらせた。やりにくいという。
(やったことがないのだ。)50回やって、面打ち50回で
きょうの夜間稽古は終わった。
ふたりとも、汗でびしょびしょ。


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ともきっち。

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