あたしが、自分の身体がダルくなろうが
気持ち悪くなろうが
夢中になって読んだ本。
それは氷点。
偶然見つけて、
読んだら捨てれるなぁ。邪魔だし。
そんな軽い気持ちで読み始めたこの本は
かなり衝撃。
この本はかなり有名だし、
テレビでもやっていたような気がするけれど
ちゃんと内容を理解したのは今回が初めて。
すごく、すごく重い内容。
人間くさい人がたくさん出てくるこの小説。
ありえないようでいて、
ありえる内容のこの本は、
久しぶりにあたしにとってインパクトに残る
本となりました。
捨てようと思ったのに捨てられない。
誰かもらって欲しいくらいです。
この本を読んであたしが思ったこと。
人間は誰もが氷点を持っているのだろうか。
だとしたら、あたしの中の氷点は何なのだろう。
ということ。
でも、考えてみたけれど、
あたしの中には氷点は無いような気がします。
そこまで激しい人生を歩んでいないのかもしれない。
人を激しく憎むとか、
人を激しく愛すとか、
そんな経験をしてないからかもしれない。
だけど、それで良いのです。
平凡で平和なのがやっぱり1番良い人生なんだなぁって
改めて氷点を読んで思いました。
これからも氷点を持つことのない
そんな人生を送っていきたいです。
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