2003年12月02日(火) |
t.A.T.u.ライブ2日目。 |
今日行ってきたライブ。
それはドタキャン騒ぎで
良くも悪くも名前の売れたt.A.T.u.のライブ。
あたしがt.A.T.u.の曲を知ったのは
オーストラリアでワーキングホリデーを
していた頃。
その頃から彼女達の曲は
自然と耳に入ってきていました。
それからまもなく日本に帰国していたあたし。
オーストラリアでも聞いていた曲が
日本でも頻繁にかかっていて驚いたものです。
彼女達がt.A.T.u.というグループだと知ったのは
日本に帰国してからのこと。
彼女達の斬新なメロディーはいつしか頭から
離れがたくなり、
彼女達のことをいいと思うまでには
そう時間はかかりませんでした。
自然とアルバムが欲しいと感じるようになり、
アルバムも買ったし。
アルバムの曲もなかなか良く、
期待は裏切られることはありませんでした。
そんなあたしだから
t.A.T.u.がミュージックステーションに出る
と聞いた時はとても嬉しく、
絶対見るぞ!
と強く心に誓ったのです。
で、その後はもちろん皆さんご存知のように
ドタキャン。
もうかなりショックでした。
あたしも彼女達に激しい怒りを感じた1人です。
もう日本に来るな!
とまで思ってしまったかも。
でもアルバムからラジオから流れてくる
t.A.T.u.の曲。
やっぱり悪くない。
むしろ聞き入ってしまう。
いつしかMステで感じた怒りも薄れてきて
そんなときにあたしの耳に飛び込んできたのが
t.A.T.u.の東京ドームでの来日公演。
自然と行ってみたいなーって思いました。
それには、t.A.T.u.ってどんな感じなんだろう
という興味本位ももちろんあったと思います。
東京ドームの来日公演のチケットの売れ行きが
かなり悪くて、本当に行っていいものだろうかと
迷いも生じたのも事実です。
本番でのドタキャンもありえる
と言われたt.A.T.u.のライブ。
1日目が終わって2日目だったので
1日目が開演1時間後に始まり
約50分ほどで終了してしまったという情報も
すでに耳に入っていたので、
心の準備も出来た状態で行った彼女達のライブ。
確かに人はまばらで、
スタンド席には全く人がいないし、
開演から1時間はDJの演奏と
ビデオが流されている状態で、
ライブも1時間ちょっとと短かったけど
そのライブ内容は
あたしはとても良かったと思います。
まだ10代で、アルバム1枚しか出してないにしては
とても凝った演出だったし、
大きな会場を絶え間なく歩きつづけて頑張っていたし、
むしろあたしはライブに行ったおかげで
彼女達の良さを見ることができたと思っています。
曲も良いし、歌唱力も悪くない。
彼女達は、手も抜かず
一生懸命歌ってくれていました。
ただカメラ撮影がOKな会場。
みんなt.A.T.u.を自分のカメラにおさめるのに必死で
手拍子もなくノリの悪い状態。
会場も大きすぎるので
前の列の人と後ろの人ではノリが違う。
どうしても後ろの方の席はノリが悪い。
そんな状態の中
ジュリア(ショットカットのほう)は
たまらなくなったらしく涙を流していたらしいです。
それをレナ(髪の長いほう)が抱きしめて
励ましてあげていたとか、
後で知って、心が痛くなるような実話。
あたしの席は遠くて残念ながら
泣いていることは分からなかった。
確かに彼女達は良くないことをしたけれど
きちんとライブを終えた彼女達に
ほぼ全てのマスコミがバッシング。
これはどうかと思います。
マスコミがそんなことをすれば
その情報を受け取った側は
彼女達をマイナスしか見れなくなると思うのです。
最終的には日本にわざわざ降り立ち
ライブをした彼女達に与える贈り物が
バッシングという仕打ち。
もちろん彼女達も悪いけど
そういう大人気ないことをする
日本のマスコミも同類だと思うのですが。
あたしは純粋に彼女達の歌声は好きだし
曲もいいと思う。
間近で見た彼女達はチャーミングで
普通の10代の女の子達。
それがいつか伝わる日が来るのでしょうか。
もしまたドタキャンとかそういうことがあったら
あたしの考え方も変えなければならないだろうけど、
今はそういうことが起こらないように
静かに見守るばかりです。
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