2004年01月08日(木) |
ミスティック・リバー。 |
今日試写会で見てきた映画。
それは『ミスティック・リバー』。
少年時代に一緒に遊んでいた3人だけれど
そのうちの1人、デイブが
警察と偽った男たちに連れ去られ
4日間も監禁され、暴行を受けたことによって
深い心の傷を負ってしまう。
その後少年達は挨拶を交わすだけの仲になってしまいます。
そして月日が経って
それぞれ家庭を持つ身となっているのですが
ジミ−の19歳の娘が殺されたことによって
再び3人が深いかかわりを持つことになってしまう。
1人は娘を殺された父親として。
1人はその事件を取り扱う警察官として。
1人はその事件の容疑者として。
かなり派手に宣伝をしているし、
おすぎも絶賛しているので、
それはそれは感動のできる映画なのだろうと思っていたのですが、
感動で泣けるというよりも、
可哀想で泣ける映画です。
そしてその終わり方にあたしは腹が立ちました。
弱いものが弱いまま終わってしまう映画。
悲しすぎます。
運命の歯車が間違って重なってしまった結果、
このような事態を生み出した。
その重なり方が、こんなことありえるのか。
と思わせるのは映画だから仕方ないのかもしれませんが、
その重なりが悲劇を生み出すのです。
あたしはもう2度と見たくないですが
確かに俳優の演技とか
話の構成、ストーリーの展開は
素晴らしいものだったと思います。
興味のある方はぜひ見に行ってみてください。
そしてぜひ感想を教えていただきたいです。
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