2004年07月19日(月) |
身近に起こった恐いこと。 |
7月3日から7月10日まで8日間
まずはスコットランドへ。
7月12日から7月17日まで6日間
UKのお隣りの国、アイルランドに旅行に行ったあたし。
とゆーわけで、真ん中に1回ロンドンに帰ってきております。
続けていくのは疲れるし、
洗濯もしたいし、
インターネットのチェックもしたかったので。 (旅行中は時間がもったいないので、インターネットはしておらず)
その中休みの日曜日。
同じ家に住んでいる日本人の女の人
Mみに会うことが出来ました。
Mみはかなりあたしと波長が合いそうにないので
普段からあまり話してはおりません。
とは言え、彼女が悪い人じゃないのは分かる、
むしろ色々頑張っていて偉いと思うし。
ただ、ウマが合いそうに無いので
そこまで密に交流はしておりませんでした。
自分の交流している外国人の地位の高さを話題にしたりするのは
必要なのかと疑問に思うことがしばしばあるし、
自分が知っている知識をひけらかす傾向があるし。
そして、彼女との生活パターンもびみょーに違うしね。
会う機会があまりにも少ない。
でもでもあたしが仲良くしていたもう1人の日本人の女の子
E子が日本に帰国してしまった今、
あたしの家での頼みの綱は彼女だったりする。
向こうも同じ考えはあるみたいで
E子がいるときよりフレンドリーな気がします。
まぁ、いいことやね。
本来、仲良くしていたほうがいいと思うし。
そんな彼女と話す機会が出来、
話していたら、とっても恐ろしい言葉が彼女から発せられたのです。
彼女、
シティバンク(海外でも使える銀行)に預けていたお金、
何者かに引き出されてしまったらしい。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!
ありえないっ。
初め、あたしったらビックリしすぎて
『はぁ?』
てな感じでまぬけな声をあげてしまったわ。
どうやら彼女の引き出したATMに
小型のパスワード読み取りのチップみたいなものが
カード挿入口に取り付けてあったらしく、
パスワードをそこから盗まれてしまったらしい。
そのせいで、彼女のシティバンクでの全財産は
わずか日本円にして3000円弱。
お金を引き出すためにカードを差し込んだ時に
入れにくいなぁと違和感は感じたらしい。
前に並んでいた人も
『差込口になんでこんなもの付いてるんだ?』
って言っていたみたいだし。
差し込んだ時に違和感を感じて
すぐにまた抜き取っていれば防ぐことは出来たのです。
その後にパスワードを入力したら
それが盗まれるわけだから、
すぐに引き出していれば問題なし。
でももちろん彼女にそんな知識は無く、
普通にお金を引き出してしまったので
今回の事件が起こってしまったのです。
恐い!恐すぎる!
そんなあたしもロンドンのATMで2回引き出していたので
その後、すぐにインターネットバンクで
残金の確認。
幸いなことに全財産無事でした。ほっ。
一文無しになる可能性があったんだもん、
本当に恐いよ。
彼女も最初はショックでかなり凹んだ模様。
銀行口座は防犯のためロックしたので
家族からの海外送金も受けられない状態だしね。
というわけで一文無し。
でも幸いなことに彼女の学校の友人や
彼女が通っているサルサのダンス教室の仲間が
ほとんど社会人なので
彼女にお金を貸してくれているそうです。
良かった。良かった。
どうやらこの事件。
最近ロンドン都市部で頻繁に起こっているそう。
こっちのATMは建物の外に設置しているものが多く、
防犯カメラが的確に設置されていない場所もあるみたいで
そういう事件が起こりやすいみたい。
もしロンドンに旅行を計画していて
なおかつATMを使おうと思っている人がいたら
ホント、気を付けたほうがいいです。
あたしもしばらくはATMの利用は
控えようと思っております。
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