I Love All
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Written by 与茶 春壱
◆I am laughing everyday.◆
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2003年09月18日(木)
十人十色、人生色々
本当に。そうなんです。
いや〜全く今日は(これは翌日に書いてるんですが)、
色々ありました。
バイト終わり際に“洗礼”受けるし。
“洗礼”と言うのは接客業をする上で必ず通る道だというものです。
通らない人もいますけどね、多分。
初老のおじいさんにいじめられたってことなんですが。
115円の缶コーヒーの5%はいくらになるんだと聞かれまして。
120円になるんですが、そのおじいさんは、厳密に言うと120円75銭になるというところを聞きたかったらしいのです。
でも、その意図を汲み取ることができなかったんですね。
5円ですけど、みたいな答え方していたら、遠まわしに頭悪いんじゃないのかとか言われてしまいまして。
あくまで遠まわしだったんで、直接言われたわけではないんですけど、「小学校で習っただろう」とか、掛け算ができないみたいに言われたのです。
何とかその人の前ではこらえたんですが、気を抜いたら一気に泣けてきてしまって。
久しぶりに他人から馬鹿にされて、なんだか一気に頭の中グジャグジャになりました。
今思えば、・・・弱いねえ、自分。でもそのときは必死だったんだよ。
最中、115×0.05が頭の中であーでもないこーでもないと展開されていました・・・。10円に消費税付くっけか!?とか(笑)
今思えば、75銭ですけど払っていただけるんですか?一円出されてもおつりは出ませんよ、とか言ったかもしれない。
バイト終了後に、ズビズビ泣きじゃくりながら、店長から「お客様は神様じゃないときもあるよ」と励ましていただいて、元気になりました。
今はすっかり元気です。
店長いわく、そのおじいさんは、出掛けに奥さんとケンカして出てきたんだか、
自分の孫と同じ年の娘をいじめることしかできないような人なのよ、と。
そりゃ確かに可哀想。
店長がよく言う、接客業をしてるとお客さんから勉強になるよ、という言葉が分かりはじめました。
こういう風なことができるような人になろう、とか、こういう風にはならないようにしようとか。
私も、あんな行動に出るような老人にはならないようにしよう。と。
その後、昨日の予告どおりご飯を食べにいってきたのですが、
しかと味わいました。
自分の家がなんて幸せなんだ!ってことを!! (料理もおいしかった。満足満足)
だから私は「自分のおばあちゃん、あんまり好きじゃない」といういとこの言葉に号泣するし、
祖父母と家庭内別居みたいになっている親戚の家に居辛いと思う。
なんで? って、思うから。
私の家は祖父母と同居でも嫁いびりはなかったし、今もないし、多少こぼれる愚痴があっても次に響くことはない。
家族全員が笑って団欒できる。
当たり前のようなことなんだけれど、これができない家は、少なくない。
そんな話を、昨日聞いたので。
幸せだったのです。うち。
幸せって気づかない。だから追い求めていくんだね。ひとは。
なーんて詩人風。
今日味わったすべてを、聞いて悩んだすべてを、明日の肥やしに。
私は、泣きながらでいい。でも強くなるから。
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