昨日友人の綾子さんのサイトの掲示板で 事実を知ったのだけど、「ひとつの区切り」 なんだなぁと実感。「巨星堕つ」ではないと思う。 事が事なんで「ガゼ」と思った人も多かった模様で あちこちでやっぱり大騒ぎになっていた。 9/30でコミケ代表の退任を発表した矢先だった だけに、周りのショックも大きい。 今朝の朝日新聞にも訃報として掲載されてたので 「ああ、事実なんだ」と嫌でも実感した。 それにしても7月に入院して僅か二ヶ月で 天に召されてしまうなんて。 モロー氏の描かれる似顔絵ではいつもたばこを くわえた姿だったから、やっぱりそうとうな ヘビースモーカーだったのでしょうか? コミケ代表として、漫画評論家としてマスメディアに 出る事も多かったから、世間を震撼させた 「宮崎事件」の時とか今も色々取りざたされる 「有害図書」問題の件でも、批判の矢面に 立たされる事が多かったようだし。 今も世間一般の「オタク」への目は厳しいものが 在るけれど、その偏見と戦いつつコミケを 「オタクによる、オタクのための一大イベント」 にまで押し上げた力は評価されるべきものだと思う。 (ええ、コミケを支えてきたのは米沢さんだけの 力じゃない、ひとりひとりのオタクのちっさな力 であることは理解済。) 先に天国に逝ってしまった岩田さんとふたり、 今年の冬コミケは有明の空の上、何時もの如く うじゃうじゃと集うオタク達を見下ろしながら 「ああ、やってる、やってる」なんて言いながら 笑っているんだろうか…
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