父が母を迎えに行くために出かけ、私自身も 別の場所に行くために準備をしている。 出かける準備が遅くなり、 「財布入れてない」「ハンカチ忘れた」と そのつどあっちを探し、こっちの引き出しをあけと わたわたしている自分。 唐突に「玄関の鍵の調子が悪いから、もしもの時の為に 父ちゃんの携帯の番号控えておくから教えて」と 父に話し、携帯を受け取る。しかし、その携帯 携帯の形はしているものの、なにやら不可思議な パーツが付いてる代物で、肝心の液晶画面が ものすごく見づらい。電話番号も「090」の 次の番号から全然見えない。焦っているところに また唐突に「ああ、ベランダの窓閉めなきゃ」と 思い出し、二階のベランダに向かうと何故か隣の家の ベランダがものすごい至近距離にあり、お隣さんが ベランダに出てきてなにやら話し始めてしまった。 やっと窓を閉め、荷物と携帯を握って階下に 降りたところで目が覚めた。 今日は父の月命日。ものすごく久しぶりに父の夢を見た。 夢で出てきた携帯の番号をもし覚えていたなら 天国へのホットラインが繋がったのかな。
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