2007年05月24日(木) |
朝刊と朝のニュースにて |
訃報を知り、朝からビックリ。 熊井啓監督の作品は、高校の国語の授業で 「サンダカン八番娼館」を見たのが 最初でした。その時は監督の作品とは 知らず、その後ポプリに嵌りその第一人者でも ありエッセイストでもある奥様の熊井明子氏のファン になってからでした。 熊井明子氏の本の中で必ずといって良いほど 触れられている旦那様である監督との出会い から結婚、最初の大病、一人娘のお嬢さんの 誕生と成長、監督の数々の映画の事、 歴代の飼い猫の事等等読んでいました。 数少ない「社会派」映画の監督としての 地位を確立され、記念の20本目の作品の 準備中だった由、監督ご本人が一番 無念の思いなんでしょう。一度は意識を 取り戻されたと記事には書かれてましたけど 奇跡は起こらなかったのですね。 今はご冥福をお祈りし、残された奥様とお嬢さんの 悲しみが癒されるのを願うばかりです。
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