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将来の食卓
2002年09月15日(日)
今日は私の学会デビュー
華々しいものではなくって
結果は散々で
今までの不安定さを理由にしても足りないほどの
大きな失敗

だけど
今の私には
その失敗は大きくなかった

自分でもよく分からなかったけれど
学会のことはあせってはいたけれど
アレもして、これも準備して・・・
というような
そんな気分はなかった

こんなことを言うと
とてもあなたは傷つくだろうし
自分を責めるだろう

だけど、あなただけが悪いわけじゃない
私にも非はある

私の元々の不安定さが起こしていることかもしれないでしょう?


2週間がずいぶん昔に感じられる
すごく遠い過去のように感じるの

だけど
辛くてふさぎ込んでしまう

学会の準備にも集中できていない自分
気づいてたよ
分かってたよ
とんでもないコトになるんじゃないかって

だけどね
それでも
私は私なりにやったよ


殺風景なシートを
それなりに工夫したり
加工したりしなきゃいけなかった

そのときにはすでに
あなたのご両親のお話を聞いた後なの

そりゃ気も動転するし
泣き叫ぶほどの気分だったのは覚えてるよ

だからね
それに比べたら
学会の失敗はたいしたことじゃなかったの


失敗はフォローできる範囲の出来事だもの
今の不安定さを思えば
失敗して
苦湯を飲んだ方がいいんじゃないのかって
そう思えるよ

ただ、ちっとも動じてない
終わったことだと思えるの
少しは反省しないといけないはずだけど・・・

反省するよりも何よりも
あなたがいて
緊張したけれど
だけど、そばにいてくれるだけで
近くにいるという
それだけで私は救われていたし
普通に振舞えたと思っているよ

それが大事だったよ


タイトルにもしたくらい
今日の夕食は嬉しかったよ

あなたと私の家族とご飯を食べるのは
今日が二回目
お腹いっぱいで苦しいほどだったけど
思いのほか個室だったし
楽しかったよ

それに時間も遅くから食べれたから
それだけでも嬉しかった

二人だけでいられる時間が長かったからね


夕飯の前に
あなたのこれからの生活とか
現状とかいろいろ話したよね
今の私には
辛く険しい茨の道に思えるよ

とても時間がかかることだし
労力も想像以上のものだろうと思ってる

だけれど
それでもあなたと一緒にいられることを考えると
最善の選択だと思う


でもね
それでもね

やっぱり落ち込むよ


プラス思考の私かもしれないけれど
落ち込んじゃうよ
ダメなんじゃないのか
もう私なんて・・・
とか
すごくたくさん


あなたの言葉を信じている

それでも解決しない問題
信じ続けるけれど
どうやったら解決するのか模索しなきゃね


一緒にご飯食べてるときの
私のママたち見てると
普段よりも楽しそうだった

私だってそんな存在でありたいよ
まだどうなるのか分からないけれど
それでも
いつかはみんなが一緒に楽しい食事をできるといいよね




だって、
23時まで一緒にいられることなんて
今日みたいな
ママのご機嫌がいいときじゃないと
そうそうありえない出来事だもんね




そしてね
今日の最後に一つ

あなたが親や先生やその他尊敬する人にどんなに言われても
私は私をかばってくれているあなたを尊敬するよ
誇りに思える

あぁ、やっぱりあなたは世界一素晴らしい人なんだなって


誰がなんと言おうと
あなたは私の最高の恋人よ

そして
最大の理解者

不幸の中の幸せな部分なのよ
きっと私は幸せだよ



 
 
 

H.N
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