過去綴り...RuRu☆

 

 

いずれ通る道 - 2005年04月23日(土)

祖母の告別式から帰ってまいりました

田舎の葬式はなんでこんなに時間をかけるのか
いまいち納得いかないのですか(5日間) 
済んでしまえばあっという間です

あまりの忙しさに 悲しんで居る暇もないほどで
悲しすぎると あえて考えない様に働くようで

思ったほど 泣けなかった自分に驚きと納得の交差

実家と行き帰りは 長男である弟が 送り迎えに来てくれ
その間の道のりは お互いの これまでとこれからを話し

同じ時間を過ごして居たはずの 幼い頃は
お互いに 感じていたことに 大きな違いがあったりで
本当に人間て 自分勝手で 罪深いと 思ったほどです

色んな あの時の昔は 自分の解釈で相手を思いやり
思いやりと思って居たその時々は
なんて 思い過ごしで 自惚れて居た事でしょうか


人と言う字は 人間同士の支え合いを意味すると
良く聞きますが
支えられている長い線は 長い くせに
短い線に支えされて居るばかりで

まさに 今の自分の事のようで
私はいつも 誰かのせいにして 

誰かに 平気な顔で 支えられて居たように思えて成りません

人と言う字は 支えあうのでは無く

弱い者を踏み台にして
いつまでも 支えにしている そんな字です

でも

短く小さな 支えでも
力強く しっかりと 
自分より 大きいものを 支えられる
そう 思えてくれば 良い字だなあって
感じられるのでしょうか

そんな おかしな事を 考えたりしました


明日からまた 単調な毎日を繰り返していくのでしょうが
少しでも 成長出来るように
死に向かって歩きたいと思います

もう 会えない
言葉を 交わせない
触れる事すらできない

失う事の悲しさ 改めて感じました

入院中 何度も頬にふれて帰って来ていましたが
最後の日 祖母の頬は氷の様でした



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