ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

記憶 - 2003年09月09日(火)

今朝はまた夏の暑さが戻ってきた!


しかし昨日なんかはすっかり秋の気配…。


昨晩なんだかとても疲れていて、帰ってからベッドで横になり
しばらくの間ぼ〜んやりとしていた。

涼しい風。


すっかりうつろな頭の中、外からコオロギやマツムシだろうか
たくさんの虫の声。


ジーッ ジーッ ジーッ
コロ コロ コロ コロ



私のぼーっとした体が、静かな庭に響く彼らの声に包まれていた。


そんな心地良い中、突然すーーつと私の頭の中に明滅したものがある。


それは高校の時の記憶。
いや、それは記憶というよりはその時の感触だ。
その頃私の全身が味わっていた感触…


学園祭だ。



そう、9月は私の高校の学園祭シーズンだった。
学園祭の発表へ向けてのオーケストラの練習、
それにクラスでの出し物の準備、
その季節は毎日いつもより学校を遅くでて、日に日に早く暗くなる夜を帰った。

友達と喋りながら、
また駅から家への静かな道、
少しずつ涼しくなる秋の夜に虫がいっぱい鳴いていた。

あの頃は何も考えずとにかく毎日を楽しく、
学園祭のことばかり考えていた夜だったっけ…。


そんな時のことを思い出したのだ。きっと。
体にしみこんでいる、自分でも忘れていたような記憶。


思い出、っていうのはそんな風によみがえってきたりする。


不思議…。



...




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