猜疑心は
もたないだろうと
たかをくくっていたのに

これは猜疑心？
みえない自信からくる不安？

兎にも角にも
なにかいやな予感

わたしの勘はあまりあたらないから
心配する必要はないだろうと
また、たかをくくる


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今日は約束がひとつもない日だった。
ごろごろとゆっくりと眠って
銀行の手数料がとられない時間に出かけた。
サンスクリーンをきちんと塗って。

わたしはこの街がすきだ。
時間はいくらでもつぶせるし
気がつくと夕方になっていたり、夜になっていたり。
ずっと前は駅を通るのがいやで
遠回りをして踏み切りを越えて駅のむこうにまわった。
わたしは、そういう、へんなところのあるこどもだった。
いまは、いやじゃない。

銀行に行って、携帯電話のサービスセンターに行って
そこからぶらぶらした。
うちでお酒を飲もうと思って
レモンチェッロがあったらよかったのだけど
やっぱりなかった。
三角柱のような瓶のサングリアを買った。
（あまかった！）
本屋に寄って、ふらふら立ち読みをして
読みたい本を見つけた。
サッカー観戦をしながらお酒を飲んで
あかいマニキュアを塗った。
竹久夢二のテレビ番組がおもしろかった。

今日はゆったり、いそぐことはなかった。



マニキュアはじょうずに塗れなくて
いつも彼に注意される

明日もまた

ruriko