K−1対猪木軍 |
世紀の一戦「K−1対猪木軍」見ました。 昨日「K−1 ジャパングランプリ」の中の話です。
立ち技打撃のK−1(空手、キックボクシング等)と総合格闘技(プロレス、BT)の猪木軍の最強を求める者同士の異種格闘技戦が遂に開戦しました!格闘技ファンなら眉唾物の対抗戦です。僕もめちゃくちゃ楽しみにしてました。
注目のカードは「クロコップ(K−1)×藤田(猪木事務所)」の一戦。ルール問題が紛糾したけど、結局投げ技寝技ありの総合系格闘技のルールに近いものになり、藤田に有利なルールでの試合。この手の異種格闘技戦はいつもルール問題が起こるが、結局どちらかに有利なルールになってしまうんだよね。本当の意味で中立のルールってのは不可能だからね。藤田有利のルールにはなったけど、クロコップの打撃や一撃必殺のハイキックを喰らえば、タフな藤田でもKOされる可能性が残っています。
試合の放送は10時20分前くらいに始まりました。 ん!?放送は10時30分までなのに・・・放送時間が五分少々??いや〜な予感がする中選手が入場しゴングがなりました。 残り時間を考えると・・・藤田が速攻タックルで寝技に持ち込みでギブアップをとったか、クロコップの打撃で一瞬にして藤田が沈んだか・・・。 ゴング早々に藤田がタックルで倒しにいきクロコップがタックルをきっていく。それが2回続き、3回目のタックルにいったときクロコップの膝蹴りが藤田のコメカミ辺りをかすめたが、そのまま倒れこみ藤田得意の寝技の体勢に・・・。 しかしここでレフリーが試合を止めた。 ん!?何??見ると藤田の顔面からおびただしい鮮血が・・。この血の量は普通じゃない!どうやら膝蹴りで眉の横あたりを深く切ったみたい。結局ここでドクターストップでクロコップの勝利。藤田はまだやれるとアピールしていたが傷はかなり深そうだった。 結果、記録上はクロコップの勝利。でも、どちらが強いかったかというと全く判断できないです。藤田も勝ったクロコップも不完全燃焼でしょう。
新聞でクロコップは内容はどうあれとりあえずK−1の看板を守る事ができて良かったと言っていました。それと、こういう形で試合が終ったのは残念だけど、K−1ではこういうこともある、との事。藤田が望むなら再度試合してもいいとも言ってました。
僕は絶対藤田が勝つと思ってたから、この試合結果にはボーゼンとしました。でも、改めて打撃系格闘技の強さも分かったように思います。 今年の終わりごろには、藤田対ジェロム・レ・バンナの対戦が噂されていますが、バンナ戦の前にもう一度クロコップ戦をして決着をつけてほしいです。
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2001年08月20日(月)
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