縁側日記  林帯刀





2004年04月28日(水)  白昼夢。


最近、ひどく現実味を帯びた夢ばかり見る。
たとえば顔見知りと一緒にいるのはしょっちゅうで、
見たことも行ったこともない場所が幾晩も出てくる。
眠ることがある意味どこかへ出かけるような感覚になっている。


どこかとおくへ行けと、
体が信号を出しているのだとしたら、
それは至極まっとうなことだ。


明け方から降っていた雨が上がって、日が差してきた。
そうして夜のしずくが乾いていく横で、
布団に入ろうとしている自分がいる。


とおいどこか。
そこは夢でしか手の届かない場所なのだろうか。






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