日記。

2004年06月08日(火) バタフライナイフと命綱。

今日も、急遽病院へ。
いろいろ考えたり考えなかったりして昨日決意。
小児科からの引継ぎで、内科へ。
すんごく態度悪い看護士(おばさん)がいて。
問診表を見て、一言。
なにこれ、わかんない、何科にまわせばいいの?
不機嫌なそのコトバは、あたしのなかにざっくりと突き刺さった。

わかんない

わかんない

わかんない・・・

それは、あたしが一番知りたい答え。
その後の受け答えは自分でもほんとわけわかんなくて。
席についたあたしは、ぽろぽろこぼれる涙を止めることができなかった。
こうやってまた、あたしは。
病院が怖くなるんだ。
思い出しても、涙がとまらない。

それは、いたずらに振り回されたバタフライナイフのようだった。

結局、まわされたのは神経内科。
結果的には大当たりだった。
今まで担当医が診断しかねていた発作に、名前がついた。
偏頭痛。
典型的な偏頭痛、ではないにしても。
偏頭痛、というもののはじっこに。
あたしの居場所が作られる。
本当にほっとした。
最近出た良いお薬があるとかで、処方してもらう。
なんと1錠360円計算のソレは、水が無くてものめる優れもの。
吐き気を伴う頭痛に、これはとても嬉しい。
効くといいな。
今まで救急で渋られていた点滴も、お願いできることになった。
くすりがなくても、点滴がある。
命綱を、手に入れた。
あたしは、生きていける。
とても、嬉しい。

木曜はまた、別の病院へ。
不調は尽きない。
ひとつずつでも、良くなったらいい。


 < BACK  INDEX  NEXT >


成瀬ルナ [MAIL] [HOMEPAGE]