日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年09月07日(火) 農業に思う

何回も台風が上陸して、ほんとうに気を揉む日々が続いています。

18号はわたしの住む村には大きな影響を及ぼさずに通りすぎました。

16号でかなりやられたというのに、これ以上ハウスのビニールが破れたり、
倒壊したりしたら、もうもう、わたし立ち直れないかもよ…。


それにしても、
収穫間際のりんごやなしが落っこちたり、傷物になっているのを拝見すると、
本当に本当に胸が痛みます。

他人事じゃない。
ああ。

切ない。

台風が発生するのも、日本までやってくるのも、
ごく当たり前の現象とはいえやりきれない。

しかし大抵の農家は黙々と耕し続ける。
大きな落胆と損害を背負って、それでもまた畑に出る。

このご苦労がなければ、我々はレタスの葉っぱ1枚だって
口にすることができないのだということを、
子供たちに教えて行くにはどうしたらいいかなぁと、この頃考える。

これから農業をやめようとしている自分が、
これからの農業のために、この先できることは何だろうかと。


台風、できればもう来ないで欲しいな。
今年はもうこれで十分ですから…


inu-chan