日々日記
いちらんふるいあたらしい


2007年08月24日(金) 戦争の世紀を超えて

ネットが家でできなくなったので学校でひそかに書き込む。

最近読んでいる本は姜尚中と
森なんとか氏(オウムの映画撮った監督)の
対談本。

「戦争の世紀を超えて」だった。たしか。

姜尚中かっこえぇ〜と思って借りたのだ正直言うと。
でも中味がすごい濃かったので、今は断然中味重視。

戦争のことがいっぱい書いてある。
どうしてああいうことをしてしまうのかというメカニズムに、
今までわたしの触れたことのない切り口で迫っていたので
すごく勉強になった。ふむ。

でも文章を読むのに疲れると
息抜きに姜尚中氏の写真を見る。

最高の息抜きです姜尚中さん。


さてそれはおいといて。

本の中ではアウシュビッツを訪れてそこで対談している。

アウシュビッツにはいつか行かなきゃならないなぁと
小学生の頃から思っていた。

あそこを見たいのはどうしてかというと、
人間はあそこまでのことをやれるということを
自分の目で確認したいから。

もっと若い頃、自分の中にも、
殺意とか狂気とかが出てきた時が実際あった。
こういう感情は私の中にたしかに存在する。

ちなみにこれはとっさの感情ではなく、
何年もかけて積み重なって増幅していった殺意である。

今となると、殺さなくて本当によかったとしみじみ思うけどね。

そういう感情とナチスの行ったユダヤ人の根絶やし殺戮とは、
ぜんぜん種類が違うのか、それとも
共通点があるのかも知りたい。

あと、ああいう殺戮が日常化してしまったとき、
それに自分が抗えるか非常に心配。

だから戦争には反対。
そういう雰囲気というか、状態を作ってはいけないと思う。

ナチスのやったことは狂気なのか正気なのか、
なんであそこまでして人を殺したくなったのか
それがすごく気になる。

行ってみないとわからないこともいっぱいあるしなぁ。
ちゃんと計画たてようかなぁ。



追伸:
向かいの席のお嬢さんが、コンクリ壁に弾丸を打ち込むがごとくの
激しいキータッチで何かを書いておられる。

渾身のキータッチ!!
思いのたけを打ち込みます!!みたいな。

瞳は真剣そのもの。
気迫むんむん!

なにを書いているんだろう。
お嬢さんのことがすごく気になる…

おっと!
マウス操作も激しいのね!

気になる〜。


inu-chan