日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年01月05日(土) 実家にて

ウチは年末年始にステーキ肉を2、3枚買って、
おせちと共にみんなでつつき合いながら食べるんですが、
最後に残った1枚を、誰もいない昼下がりに黙って焼いて食べちゃった。

おいしかったんだぉ〜ん
1枚2500円のステーキ肉。
塩こしょうで焼いて、付属のわさびをそえて。

白いごはんが、たんといただけたわー。
妹たちからはあとで「え。1人で食べちゃったの?」とか、
「おにく、好きだね…」とかさんざん言われたけどね。


今日5日の早朝1時前後にNHKで、
アフリカのリベリアの大統領を就任後から追いかけたドキュメンタリーを
放送してた。

あれは、すごかったよ。

内乱がようやくおさまって、まだ混乱の続く国内をおさめる新しい大統領は
おばさんなんだよねー。

お金ないし、主要産物である一次資源は外資にまるっと持っていかれちゃって
本当に国内にお金がない。
でも復興にはお金がいる。

まず、財務省の着服や癒着をただし、身内に甘いやり方をただしてた。

大統領は、相手の意見を母親の気持ちで聞くんだって。

そんで、大統領として必要なことは、必要な時に正直にぴしっと言う。
それが国民のためになると信じてる。
生返事や、安請け合いをしない。

ちなみに、母親の気持で相手の意見を聞いたり質問すると、
相手から解決の糸口になる言葉が出てくるんだって。

一生懸命手を打つけど、それ以上に負債が多くて一向に減らない。
大統領が日々やってることって、どれもものすごく地道なの。

なんつー、遠回り!って一瞬思うけど、
やっぱりこれが一番の近道であり王道だろうなぁ。と思った。

大統領はすぐ目の前と、10年、30年、100年先と両方を見ながら、
辛抱強く、希望を信じながら前進していた。

すごい人だなぁ、と思って、テレビを食い入るように見た。


inu-chan