日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年12月02日(水) 無題

信じてきたもの。
自分自身を形成するのに大きな影響を与えた体系。


ある時期までは私の思想体系のほぼ100%を担ってたといっていいくらい。

その頃それは「わたし」であり、そして「世界」だった。


その信じてやまなかった世界が、実は私を裏切っていたことを知る。


実は、
わたしが信じてきた世界はそれほど美しくもないし、立派でもなかった。



きっと、予感はあったのだ。
何かがおかしい。変だ。そう思ったから、ここに来たのだ。
自分の五感で真実を感じ、手に入れるために。


さて、わたしが信じることをやめた「世界」は、今も存在している。
今も多くの人々がその「世界」を信じて日々を送っている。

「世界」を形成するロジックはまるで要塞のようで、全く隙がないようである。

だから私も何も言えないで苦しむ期間が長かったし、
私のように「振り切る」ことが出来ない人が心を病んだ。

でも、おかしいことはおかしいのだ。


裁かれなければならない時は来る、のかなぁ。
それは分からないけど、来て欲しい。私はそう思っている。



自分の中にある違和感を大事にしなければ。


今回「事実」を知ったのが今週の火曜日だった。
その日はびっくりしてがっかりして、足場がなくなったような心細い気がした。

でも一日たったら怒りに変わった。

何らかの問題が明るみに出た時、せめてわたしは落ち着いていて、
困惑する多くの人と「まともなこと」を話せる人間でいようと思う。

なんだかとりとめないけど、今はそんな感じだ。


inu-chan