日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
信じてきたもの。 自分自身を形成するのに大きな影響を与えた体系。
ある時期までは私の思想体系のほぼ100%を担ってたといっていいくらい。
その頃それは「わたし」であり、そして「世界」だった。
その信じてやまなかった世界が、実は私を裏切っていたことを知る。
実は、 わたしが信じてきた世界はそれほど美しくもないし、立派でもなかった。
きっと、予感はあったのだ。 何かがおかしい。変だ。そう思ったから、ここに来たのだ。 自分の五感で真実を感じ、手に入れるために。
さて、わたしが信じることをやめた「世界」は、今も存在している。 今も多くの人々がその「世界」を信じて日々を送っている。
「世界」を形成するロジックはまるで要塞のようで、全く隙がないようである。
だから私も何も言えないで苦しむ期間が長かったし、 私のように「振り切る」ことが出来ない人が心を病んだ。
でも、おかしいことはおかしいのだ。
裁かれなければならない時は来る、のかなぁ。 それは分からないけど、来て欲しい。私はそう思っている。
自分の中にある違和感を大事にしなければ。
今回「事実」を知ったのが今週の火曜日だった。 その日はびっくりしてがっかりして、足場がなくなったような心細い気がした。
でも一日たったら怒りに変わった。
何らかの問題が明るみに出た時、せめてわたしは落ち着いていて、 困惑する多くの人と「まともなこと」を話せる人間でいようと思う。
なんだかとりとめないけど、今はそんな感じだ。
inu-chan
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