きっとこれは微熱のせいね。朝の緑色の光の中で昨日のことが夢にしか思えなくて不安に襲われて涙が零れ落ちた。小さい頃、目を覚ましたら隣にお母さんがいなくて不安になって泣いてしまうように。きっとあれは微熱のせいね。流れる星たちの輝きの中で星の奇跡に我を忘れて喜んでいた。目をつぶっても思い出せるあの寒さと夜景、そして背中の体温。この微熱はいつまでつづくの?+