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2001年04月29日(日) ■ |
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倒せ、白血病 |
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このサイトで、大変興味深いことが行われています。 白血病解析プロジェクト。 たいそうな名前がついてます。 これは、小児死亡原因第一位の白血病をどうにかしようゼ、というもの。 どうも、この世には白血病を促進する極悪タンパク質がいるようで、その極悪タンパク質を成敗するため、悪性新生物(ガン)に耐性があるとされる数億種類におよぶ分子を検証する必要があるそうな。 しかし、これは途方もない話。 分子君だって一個や二個じゃないでしょう。 だいたい、その極悪タンパク質ですら「白血病に影響をあたえるらしい」タンパク質だそうですから。 米国の国立癌研究財団の話では、彼らの誇るどでかいコンピュータを以ってしても 調査にかかる時間は最低でも2740年かかるという……。 白血病で苦しんでいる人、悲しんでいる人は今も大勢居るんです。 2000年近くも待っている、なんてとてつもなく気長な人は居ないでしょう。 そこで、考案されたのがこの、『白血病解析プロジェクト』。 なんと、世界中のコンピュータで白血病に立ち向かおうというんです。 まさに、皆が力をあわせる、前代未聞の一大プロジェクトです。 世界中のコンピュータの余ったCPUを使って、白血病を成敗します。 要するに、ドラ○ン・ボールの『元気玉』みたいなもんです。 簡単なボランティアのようなもので、具体的にはパソコンに解析プログラムをインストールするだけ。 あとは勝手に解析が始まります。 しかも、このプログラムがまたニクイやつでして。 CPUをたくさん使うのに、『あまったCPU』を使いますから、ふつーにパソコン使えます。 少しも重くならないんです。 ゆうはこのプロジェクトに心から賛同し、白血病解析に乗り出しています。 ええ、今もバックで解析中です。 少しでも、人のためになるのかな? 皆さんも、是非一度CPUパワーで白血病に立ち向かってみてください。
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