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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2004年06月04日(金)
大騒ぎの夜

金曜日は普通二時限目だけなのですが、今日は補講ラッシュで5時限目までありました。
そんなわけで講義が終わったのが17時であり、稽古場についたのは17時30分。
今日の稽古が終わるのは18時30分の予定だったので、アップでほぼ終わるじゃん、と思いつつもとりあえずキッチリアップ。
それから本読みに入ったんですが、やっている内に演出がだんだんノッてきて、気がついたら19時30分でした(^^;
しかし、自分の役はかなりハイテンションで、しかも今日やった場面では酔っている設定なのですが、どうもテンションが上がりきらない。オレってクールだから。
まわりも声があまり出ていないので、自分が高校時代に教わったアップ方法をやりました。
それは、でかい声で「青春だ!!」と叫ぶ。ただそれだけ。
稽古場で青春だとわめきちらして、さあみんなやるんだと言ったら完璧スルーされてまたテンションが下がりました(´Д`;)
仕方がないので彼女さんに
「さあ言え」と強要したら
「せいしゅんだー」
とすごいやる気のない声で言われて心も体もボロボロ。


稽古後、みんなで大学近くの居酒屋へ。
プレ結成コンパだかという名目があったけど、なんだか知らんが要するに単なる飲み会なわけで、居酒屋までの数百メートルほどの道のりを歩いていきました。
サークルの男軍団はさあ呑むぞと言わんばかりに勇み足でずんずん前に進んでいきます。
自分と女性軍団はそのはるか後方をゆっくり歩いていました。
ずんずんと進んでいく男軍団を見て、女性陣が
「やーねえ。ああいう人たちって恋人できてもデートとかで置いてけぼりにするのよ」
「そーそー。デリカシーのかけらもないわよねえ」
などと酷評してました。男性陣の耳にしっかり届いていて、傷ついてました(笑)
一人に
「ゆう君は恋人の歩幅に合わせてくれそうよね〜」
などといわれました。ええ、現在進行形で歩幅あわせてます(笑)


そんなこんなで居酒屋到着。
さて、テーブルにつくなりまずは人数分生で、と言うところですが、自分炭酸ダメなんですよ。
ファンタ一口で40度の発熱をしたことのある超人です。
なんで烏龍茶でいいッス、と言うと先輩に「そんな選択肢はない」とお酒のメニューを渡される。
日本酒かなあと思ってずらっと見ていくと、ヤツと目があいました。
「じゃ、グラスワイン赤で……」
と気取って言うと先輩から「お前は何がしたいんだ」とどつかれました(笑)
結局人数分のビールとグラスワインがひとつ来たわけで、乾杯の音頭がとられました。
一人だけグラスの音が違いました。居酒屋でワインを飲む謎の男。
じゃあ食いモンということで、とりあえず鳥のから揚げが来て、先輩が
「あービールにから揚げ合うなあ」
などとオヤジくさい(というか、彼は29歳)ことを言うので
「あーワインにから揚げ合うなあ」
と言ったらツッコミの嵐がきました(´Д`;)

その後みんなで適当に料理をつついていると電話が鳴る。
地元の友人からで、何があったやら
「今日はオールだ! 付き合ってくれ!!」
などと言う。
今飲み会で、バスが9時45分に出るので、10時過ぎには帰る旨を伝えました。
どうしたの? とみんなに訊かれたので
「色々悩んでるんですよ」
と言うと、女子の一人が
「でも、悩みを聞いてばっかりってよくないらしいよ。どこかで自分も発散しないと」
と言うので
「じゃあ自分の悩み聞いてくださいよ!」
と言うと
「ええ、言うがいいわ。あるもんならね!!」
と勝ち誇られる。あ……あるよ……。あるもん……。


そんな話をしていたら先輩が、自分のグラスが空になっているのに目ざとく気付き、無言でメニュー表を差し出す。
「グラスワイン白で!!」
と舞台声で言うと待ってましたといわんばかりにツッコまれました(^^;
ワインが来るのを待つ間、居酒屋にあるテレビを見ていたら、オードリー・ヘップバーンが映ってました。
ローマの休日という映画のワンシーンで、なにやらロマンティックの雰囲気。
「あんな恋がしたいッスねえ」
と誰にともなく言うと、彼女さんが
「ロマンチックよね」
と珍しく同意する。
というか、ローマの休日は観た事がないので、どんな話なんだろうと思っていたら、彼女さんがなにやら食べていたので
「ところで何食べてるの?」
と訊くと、ブタ丼だとおっしゃる。
ああ、そういえば空きっ腹にアルコール入れたなあと思って自分もブタ丼! と奥に叫びました。
うーん。どんな話かしらんが、ロマンチックのよね、と言われたあとにブタ丼というようではあんな恋はできないのでは(笑)

で、ワインがまず運ばれてきて、それを飲みながら先輩と色々語り合っていると、もう9時半になり、彼女さんとお友達はそろそろお帰りの時間だと言う。
というか自分もお帰りの時間なのですけど、ブタ丼が来ない罠。
痺れをきらしたのか友人からまた電話が鳴り
「まだ飲み会?」
と訊くので
「ブタ丼待ちなんスよ!」
と言うと、飲み会の席で爆笑が起こる。これから悩み聞きに行く男がブタ丼。
ワインもとうに空になり、彼女さんたちもお帰りになり、ブタ丼待ちしていたらバスは行ってしまい、いかんせん田舎なのであれが最終便で、そして僕は途方に暮れる(By 銀色夏生)。
友達は車持ってるので、大学の街まで迎えに来てもらうことにして、ブタ丼どうするべと思っていたら先輩が、ゆう、ブタ丼お持ち帰りにしてもらいな、という。
カウンターの中にずかずか入っていき、お持ち帰りOKですか! とおばちゃん根性丸出しで言うと、店員さんはにっこり笑ってよろしいですよ、遅くなってごめんね、とおっしゃる。
かくして、店員さんは丁寧にタッパーにブタ丼を詰めてくれ、先輩に爆笑されつつブタ丼引っさげて、お金を置いて店を出ました。

で、友人に会い、まずは一旦家に帰って2分でシャワーを浴び、また夜の街へ。
まあ、悩みは彼女にフラれたとかそんな話で、就職してしまうと会社に友人と呼べる人もなく寂しいのだというわけで。
自分も時々寂しくなることがあるよ、などと車中でわあわあ騒ぎあい、ついでにもう一人寂しい男がメールを送ってきて、そいつと合流し、三人でカラオケ屋で唄って騒いでいました。
就職した彼はもうすぐ一人暮らしで、なんだか時間だけがズルズル進んでいくと言い、オレもなんだかそんな感じだなあ、何かが足りなくて心が空っぽで痛むけどそのわけがわからず、まぎらわすためにギャーギャー騒ぎあっていました。
うちの男軍団はなにやら心にぽっかり穴が空いてるなあ。
中学や高校でバカやってた時に持ってたものがどっかにいったみたいで、きっとみんなそれが何かわからず寂しい寂しいと夜に集まってくるのではないか。
落し物してないヤツラは迷わず進むのかなあなどと感傷的になりつつ、結局解散したのは翌日3時。
楽しい時間はすぐに過ぎていきました。