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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2004年07月04日(日)
暴走列車。

さて、昨日は本番でした。


10時に稽古場入りだったのですが、20分ほど遅刻しました(駄)
というのも、地元の友人(スピード狂)が事故りまして。
まあ、事故は大したことないんですが、その処理を手伝うのに新川のあたりまで車で行ったのです。
新川で友人と別れ、大学のある学園通りまで帰ろうと思ったら、新川なんざバスでしか来た事が無いので帰り道がわからない。
とりあえず大きな道を走っていればいつか環状線に出るだろうと思ってたら札幌市を突き抜けて石狩市の花川まで行ってしまい大変焦りました(笑)
なんとかそこから屯田に帰り、新琴似から環状線に出て帰ってこられました。
ていうか、その前に朝起きて自分の車のチェックを何気なくしたら後輪がパンクしてまして、慌ててスタンドに駆け込んで直してもらいました。
いやあ、教習所でやった始業前の点検ってバカにできないんですね。今度からちゃんとやろう(^^;

そんなこんなで遅れたわけですが、家に無事ついて、さあ大学のある学園通りへ向かうぞ、と思っていたら演出さんからメールが入りました。

「ゆう、すまん。来るとき赤マルボロとライター買って来てくれ」

こ、この29歳め。


学園通りまでの道はこれでもかというくらいの田舎道で、コンビニなんざギリギリで一軒あるだけなので、自宅近くのコンビニに寄る。
マルボロください、というと

「ごめんなさい、今一時的にタバコ売ってないんですよ」

なんてネタだ(´Д`;)


仕方が無いので、学園通りに続く道の唯一のコンビニに寄り道して買ってきて、結局本番の日に20分遅れて稽古場入りという暴挙に至りました(笑)
もう皆テンションあげに入ってしまって誰も構ってくれないので、一人アップを済ませてコンビニでお昼を買い、福利施設の和室でまったり一人昼ごはん。
そう、教育大には和室があり、小ホールの隣に位置しているため、昨日今日と役者の控え室として押さえてあったのです。
昨日も彼女さんとここで煎餅食べながらまったりしてました(笑)

昼を済ませると、もう開場の時間が近いので、舞台裏に台本とタオル、飲み物と小道具類を持ち込んで準備を済ませ、怪我しないようにゆっくりと体を伸ばしてました。
皆さんテンションあげが最高潮に達しており、
「ゆうも来いよ!!」
などと主に先輩方がバシバシ背中をたたいてきます。
テンション上がってるので手加減なしで、えらい痛いです。こんど仕返ししてやろう。

そんな感じでテンション上げが終わり、結局自分は本番前の打ち合わせとか何もないまま会場の時刻を迎えました。
演出家と共演者に、今日のネタ(←日替わりのアドリブセリフがあるのです)を伝えて裏に控えます。
先輩方は一年生の為に一人一人声をかけに来てくれて、なかなか優しい一面もありました(笑)


本番は5分ほど押してスタート。
今日は元々用意されているアドリブネタ以外は決められた通りにやろうと思ってました。
でも、自分が酔っ払って帰ってくるシーンがあるんですけれども、そこで本番前に演出家と
「頭にネクタイ巻いて帰ったらおもしろいかもしれませんね」
と話したので、それを実行に移しました。
するとテンションが上がってきて、酔っ払いシーンは全てアドリブという暴挙に至る(笑)
というか、セリフを一つ勝手に追加しただけなんですけど、共演者の一人がノリのいいやつですかさず乗せられたので、全部アドリブで行くしかなくなったのです(^^;
でも、そういうときに限って練習のときよりおもしろかったりするんですよね。
場面が終わって袖に引っ込んだとき、待機していた先輩達に握手を求められました(笑)


しかし、そんな裏事情を知らないお客さんにとっては、自分はヘンなキャラというイメージが固まってしまったらしく、全くウケを狙ってないマジなセリフで爆笑されて傷つきました。あそこ泣かせるシーンだったのに(笑)


そんなこんなで、まあ大きな失敗はなく、暴走列車ゆうの舞台は終わりました。


公演にはうちの高校の演劇部の後輩たちと同級、それと先輩が来てくれてました。
客だしの時に会い、先輩は「クララ大きくなったねえ」と言われました(笑)
あと、見知らぬお客さんから、あなたの演技が一番好きです、と言って頂きました。感謝。



まあ、その後打ち上げの席で共演者から本番で急に暴走するなと怒られましたけどね(笑)
お酒も入っているので、H先輩は
「オレはお前にテンション上げてもらったよ!!」
などと舞台声でお店に迷惑かけつつ語り、なぜか人のポケットに優良舞台賞などと叫びつつ、どこで買ったのかロケット花火をねじ込む。
T先輩はお酒を飲むとテンションがガタ落ちするので
「君にはね。天性の才能がある。僕にはお客さんを笑わせることはできない……」
と、異様にお好み焼きを上手に焼きながら、涙ながらに語ってました。この人十分笑わせてたんですけど(笑)
演出さんには、本番強いなあとバカウケ。音響さんは何気ない一言がツボらしく、終始笑っているし、隣のジャニーズ系みたいな顔した同期の男は、かわいい顔してオヤジギャグを連発する。
そんなオヤジどもがひしめき合う席で、自分は炭酸が飲めない(飲むと高熱が出て倒れるのだ)ので、ソフトドリンクをちびちび飲みながら遠巻きに見ていたんですが、酔ったH先輩が
「クララも飲め!!」
と勧めてくる。
炭酸が飲めないとなると、残るはワインくらいしかなくなるのですが、ボトルで、しかも宴会は食べ飲み放題だけどワインだけ別料金取られるんですよ。
だからいいです、と言ってるのに
「オレのおごりだ!!」
などと叫びつつ勝手に注文する。
一人でボトルを開けるわけにはいかないので、ワインボトルをグラスを四つほど持って、色んな人に振舞ったんですが、なぜかうちの劇団はワイン嫌いの人がほとんどで誰からも拒否られる。
H先輩はいずこかへ消えたので、親父どもから離れて彼女さんの隣に移動しました。
そこで平和にワインを飲みつつ女性陣とお喋りをし、酔っ払いオヤジ共を観察していたのですが、いかんせん一人でボトル開けようとしているのでいいかげん頭が痛い。
唯一ワイン好きの女の子に一杯勧めて、今日は飲まないと言う姐さんにも勧めて、彼女さんにも勧めて、と色んな人にお酌しました(笑)
そのうちH先輩が舞い戻り、ヒゲ面で抱き締めてくるので、やだーホモーあっちいけーなどと泣いていたら(実際マジ泣き)そう言えばさっきまで隣にいた彼女さんがどこかへ行ってしまった。
トイレに行くフリをしてH先輩を隣の男子に「生ゴミ」と言ってパスし(←すでに先輩として扱ってない)、探しに行くと彼女は階段で寝ている(笑)
何杯飲んだやら顔が真っ赤で、意識ははっきりしている、というか自分よりはるかにまともなんですが、なにやら大変そう。
店内に戻り店員をとっ捕まえて「すみません。冷たいお水を一杯いただけませんか」とやけに低姿勢で頼んで水を貰い、また戻って見ると女性陣が彼女さんを囲んでなにやら声をかけてました。
彼女さんにお水を差し出し
「みず」
と、ロレツがまわらない口で言うと女性陣から
「クララ優しいー!」
と言われる。
ふっ、まかしとけ、と背中で語りつつ席に戻ると、一人ごとをなにやらぶつぶつと言っている人や、H先輩と隣の男子がなぜか抱き締めあっており、それを先輩(女)がにやにやしながら見守っており、29歳は誰に言っているのか演劇論を高々と論じており、と完全に意味がわからない状態。
なんとなく席に戻りづらいよ、この酔っ払い軍団め、と思っていると彼女さんたちが帰ってきたので一緒に席につきました。
彼女さんは隣の女の子にもたれかかって眠りだしたので、その女の子が
「ねえ、クララ〜。この子かわいい〜」
としきりに連発するので、自分も
「かわいいね」
と、彼女に(珍しく)本心で言ったのに、反応したのは29歳男で、しきりに可愛い演技をしてくる。
仕方がないので
「可愛いオヤジがいるよ!」
と言うと、“オヤジ”の部分は聞こえてないらしく彼は満足そうに頷いたので、残ったワインを持たせて追い払いました(笑)


そんな感じの飲み会も終了し、まだ飲むとさわぐH先輩たちと別れて、札幌駅まで彼女を送ることに。
意識ははっきりしていて、
「大丈夫?」
と訊くと
「大丈夫だけど、寒くて、眠い」
と言ったので
「暖めますか」
と両手を広げたら、
「いりません」
と普通に拒否される。大丈夫じゃないのは僕のほうでした。

そんな風にして、帰り道は普通の雑談をしながらゆっくり歩きました。
酔ってたので、好きだとか、カワイイだとか二、三言言った記憶が片隅にあるんですがもう覚えてません。
確か、女子部員に
「さっきから二人っきりでいいムードだけど、デート?」
などと訊かれて
「そーだ!」
と適当に受け答えしてました。まあ、向こうも覚えてないだろう(笑)
もう隠すとかどうでもよくなってきました。昨日でバレたかもしれんがどうでもいいよ(笑)
で、駅の改札で彼女を見送り、まだ不安なので、同じ方向に帰る先輩に託して、ゆっくり休みなよ、と声をかけて帰りました。

ところがやっぱりゆっくり休んだほうがいいのは自分らしいです。
あの後、何をどうしたんだかわかりませんが、普通に家に帰って、貰った花束を花瓶に移して寝たんですよ。
でも、翌朝5時くらいに目が覚めると、右足がめちゃくちゃ痛くて耐えられない。
何したんだか、すごい激痛でした。
しかも恐ろしいほど寒く、布団を何重にもかぶって一人でガタガタ震えつつ痛みに耐える日曜日。
明日生きてるだろうな(^^;