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2005年08月31日(水) ■ |
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帰郷 |
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東京まで芝居を観に行ってやった後輩が札幌に帰ってきた。とは言え1週間ほどでまた東京へ帰ってしまうので、今日晩飯でもどうかと誘って、食事会になりました。本当は彼女さんと一緒に行く予定でしたが、彼女の体調がこの頃思わしくなく、残念ながら一人で行くことに。
結構高級なレストランの個室を取り、そこでゆっくり東京の話を聞きました。後輩はとにかく彼氏というものに恵まれておらず、またもや失恋の報告を受ける。後輩は付き合い始めると、彼氏が大好きで、大好きすぎてたまらず夜中だろうがバイト中だろうが構わず電話したり会いにいったりする、なかなかパワフルな女の子なのだけど、当の彼氏にとってはうざったいだけらしい。 何しろ「好き」の度合がこの子の場合ものすごい。決壊しそうなダムに愛が溢れかえっているかのようなもんで、僕でさえ今の彼女と付き合い始める前は猛烈にアタックされまくっていた時期がある。一度なんか結婚を申し込まれたという、そこらの安いラブコメかと突っ込みたくなるようなことが現実に起きてました。街中で一目もはばからず大声で好き好き連発されるのは一種の地獄なんである(笑)
それでもこの子と付き合わなかったのは、男として失格……いや、今の彼女への片思いがそれほどまでに純粋なものだったのだ。間違いない。 今は猛烈アタックの対象が僕以外に移り、その度撃沈している様子だが、東京で早速失恋を経験しているとは。よく黙っていれば可愛いとか言われる人がいるけれども後輩は正にそのタイプ。付き合い始めて中身が見えると男が逃げていくという(^^; 良い子なんだけれどもな。外見だけ見て付き合うようなヤツは所詮タカが知れてるんだよといつもの慰めの言葉をかける。 私も先輩みたいな彼氏が欲しい、K先輩(彼女)が羨ましい、と酒も飲んでいないのにしきりにぼやいてました。自慢じゃないが、おれも自分良い彼氏だと思う。
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