黒猫にはあこがれがある。 まず「黒猫」と言う言葉の持つ神秘さに 時には「不幸のもと」と言われ 別の場所では「神の使い」と言われ 小説にも書かれ、いつしか「黒猫」は 心の奥に住むあこがれの生き物になった。
そして今うちには「黒猫」がいる。 「黒猫」の毛はいつも光を反射している。 鼻から口のまわりにある毛の流れが実に繊細に描かれた 絵画のようで思わずさわらずにはいられなくなる。
そして最大の魅力は 「黒目がちな好奇心に満ちた目」 だと思う。あまりにまん丸だと何かに驚いた様な顔になる。 その「え?なになに?」と言わんばかりの表情が 「黒猫」好きに拍車をかけるのではないか・・・。
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