昨日の夜、母親が掛け布団にカバーを掛けようとしていたのだが 「あれ?どうやって掛けるのかわからなくなっちゃった」という。 「やだな・・・あたしぼけちゃったのかしら」と不安そうにする。 「こんなのそのまんま突っ込んじゃえばいいじゃん」と私。 不安そうにする母を尻目に掛け布団をカバーの中にグイグイ突っ込む。 「でさー、この奥のとこの紐を結べばいいんでしょ」と やって見せると反対側のところを自分でやってみて結んでいる。 「で、手前は手前で結んじゃえば終わりじゃん」 平気そうに言ってるけど結構本当にボケが始まっちゃうのか不安になる。
その時「あ、そうだ今日は給料日だった。」 突然思い出して「お金払うね〜」とわたし。 微々たる金額だが毎月少しは母親にお金を払う。 先日車のタイヤを変えた代金も母親が立て替えてるから 「これはタイヤのお金ね、足りないと思うけど来月また払うね。」 と、私が言うと 「え?もうもらってるわよ、持ってる時に払わないとなくなるからって くれたじゃないの」と母親 「あれ?そうだっけ?」 「金額言ったら全部だすって言うから、半分でいいって言ったら 払ってくれたでしょ?」 そう言われて思い出すと、たしかに払ったような・・・。 「ちょっと、あんたまでぼけちゃったらどうするのよ」 「やば!親子で一緒にじゃまずいよねぇ」 あはは〜と二人で笑ったものの、大丈夫か私の頭。
やや、不安を感じる夜になってしまった。
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