やくざ風味の日記
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2006年03月11日(土) ジュリエッタって胸キュン?!甘いぞ!マキ!!

この世の中で変わらないものなんか何もない。

時間は無常に過ぎ、歴史は創られていく。
大国ソ連も世界地図から姿を消した。
歴史的な建造物もいずれ朽ち果てていく。
人間も生まれ、成長し大人になり、子を産み、老い衰え、やがて土にかえる。
そう、どんなにその時が永遠に続けばいいと祈っても、時の流れは残酷なほど早くその願いを、縋る腕を突き放すのだ。

この世の中で変わらないものなんか何もない。故に全ての事柄が始まり、そして終わりを迎えるのは絶対に避けられない決定事項なのだ。



















というわけで、とうとう最終回を迎えてしまいました。エアマスター!!
なんちゅうか何長々と大げさなこと書いてそれかい!!って突っ込まれそうだが、やくざ風味的には大事件である。
近年、これほど毎号毎号楽しませてくれる漫画はなかったよ。ホント。
奇才・柴田ヨクサルは名作「谷仮面」終了後、新作として描き始めたのがこの「エアマスター」である。
普通ヒット作の二作目って成功させるのが難しいもんだ。
どうしても前作の影がちらつき、それを超えなくてはならないという重圧も付きまとう。
しかし、そこはヨクサル先生見事超えちゃったよ。
9年にわたる長い長い連載期間、中だるみすることなく、いや読者に中だるみを感じさせる余裕を与えない圧倒的なエネルギーとスピード!!
まだ読んだ事ない人は是非読んでください。いや、読め!!
受け付けない人は全然駄目かもしれんが、ハマル人はとことんがヨクサル漫画の特徴。ヨクサル漫画を楽しむコツは「読む」ではなく「感じる」だ!!
シリーズ最長となる深道ランカーシリーズもいよいよ完結。
圧倒的なクライマックスの中、一体どんな最終回を迎えるのかと思っていたけど………やはり、過去の日記でオレが叫び続けたことは間違ってなかった。そう…

エアマスターはマキとジュリエッタのラブストーリーです!!!

オレをここまでエアマスターの世界にどっぷり浸からせたのは、この怪物キャラ・坂本ジュリエッタの存在があるのは間違いない。
そして最終回、何の前触れもなく現れたジュリエッタは、マキに全身の骨をボキボキに破壊されながら自らの願いを叶えたのだ。
おめでとう!おめでとうジュリエッタ!!
結局最後に勝ったのは君だ!!



しばらくこの最終回の余韻に浸りつつ次回作を待ちたいと思います。
つーかますますアニマルで読むものなくなったな。
とりあえずは最終巻のおまけ漫画に超期待!!


やくざ風味 |MAIL

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