人権〝一日100質〟
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2008年06月27日(金) 就職差別事象への感情(以下の文章をお読みいただいた後あなた自身がCさんだと思ってお答えください)


酒井真右詩集『日本部落冬物語』より “幼な友達”(抜粋)






ああ
からだのでっかかったIよ
その口に特徴のあったHよ
棒切れ手離さなかったYよ
君達なぜ死んでしまった
今こそ
限りなく語り
限りなく笑い
手おつないで
いっしょに、この嵐に立ち向かえたのに--- ---

ああ
Iよ
Hよ
Yよ
ふるさとの山河とともに今、徒らに俺の胸おふるえさせるばかりだ。
だが俺わ語ろーよ
君達の弟、
君達の妹、
君達の親たちと。
そして
今度こそ、
決断と起ち上がろー
君達殺した敵に向って!










「同和」地区出身のCさんは、大学4年生で就職活動をしており、希望の企業の面接試験に残っています。そんなとき、家に帰ると両親のことや出身地などを調べに来た人がいたのを近所の人から聞き、Cさんは、企業が依頼した身元調査だと疑っています。このようなときCさんの気持ちは?

(4)今日でも身元調査が実施されている現実に、ただただ嫌な気分になる

非常にそう思う


そう思う


ややそう思う


そうは思わない


無回答







結果だけをみる



















酒井真右詩集『日本部落冬物語』より “記事から”(抜粋)






一般の働く人たちが食えないとゆーこの頃、
その中でも、
まったく食えないこの階級。
一般の働く人たちが
「民主主義」お
「自由」お
「独立」お
その矛盾お
その不満お
闘い取る巨大な足並みの底で
下積みないのちおさらしているこの階級!
そして俺わ思うのだ
そして俺わ怒るのだ
ぎりぎり、
もりもり、
とどめよーもなく、
おさえよーもなく、
大きく思うのだ!
大きく怒るのだ!
ニッポンとゆー特殊なこの島国の歴史お、
ニッポンとゆー特殊なこの島国の政治お、
エタ三百万のその群のうめきごえお、
そして、
しびれるよーに
全身の血が怒り騒ぐのだ。
このままでわ置かない
かならず、
かならず、
暗く、厚い壁お叩き割ると、
全労働者、全プロレタリアートとともに
粉々に叩き割り
明るい解放の光りお引き寄せると--- ---





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