でこすけ日記

2003年02月14日(金) バレンタイン

 ってタイトルだからってのろけたりはしませんよ!
 フェイクですフェイク。

 さて、今日は月水金恒例の芝居の稽古がありました。いや、今年の四月にやるんです一本。うちの地区の劇部のOB中心で。
 で、それが終わって帰ってくるのが十時近くなるんですね。親もそれを承知なもんで先に風呂はいっちゃうんですよね。で、私がご飯食べた後にもののけ姫をだらだら観ている間に親父が入り始めたんですね。で、丁度終わるころに親父が出てきて歯を磨いてるんです。私もなんだか身体が冷えてしまったもので早く入りたいと思い、入る準備をして待っていました。と、そのとき一枚の紙が目に留まりました。手に取ってみるとそれは中山きんやさんという市議会議員(たしか)の方の広報誌でした。まず目に留まったのはスズメバチの巣駆除の記事。小学校の通学路近くにあるスズメバチの巣を保護者かなんかが市に駆除を要請したところ、市の方から二、三日待って欲しいという答えを受けたそうです。でも、毎日通らなくてはいけない通学路。その間に子供達に何かあったら大変です。きんやさんは薬局で一番強力なゴキブリ駆除剤を買ってきてなんとそのスズメバチの巣を駆除したそうです。幸い怪我人もなく駆除が出来たそうでよかったですね。一人でやったかどうかは分かりませんが、とにかくそういう地域のために貢献しようとする心が素晴らしいと思いました。ていうか、ゴキブリ駆除剤でスズメバチに挑んでいくその勇気に感服です。
 それから、私が小学三年生の時からきんやさんは学校前の横断歩道に立って子供達が安全に渡れるように見てくれていました。その時「きんやちゃん」の愛称で親しまれていたきんやさんに私達は「きんやちゃん、今何時?」と、訊くのが何故か日課となっていました。そんな遅刻を気にするような時間に出てきているわけじゃないのですが、遊びながら通学してるとちょっと気になってしまうものなのでしょう。とにかくそれを日課としながら私は小学校を卒業していきました。
 そしてきんやさんがその活動を初めてから十年。今でも彼は「きんちゃん、今何時?」と訊かれているそうです。十年前に私達がしていたことを今の子供達もやっている・・・なんだかすごいことだと思いました。それと同時に自分が小学三年生だったことがもう十年前の話だと思うとなんだか年取ったなと思うのです(笑) これでいいのか青春真っ盛りのヲトメ。


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イズナカノン

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