TENSEI塵語

2002年12月11日(水) 初雪の翌朝

昨日、帰宅途中のあと5分というあたりで、雪が乱れ降ってきた。6時半ごろだった。
その雪は8時過ぎにもまだ降っていたけれど、しばらくするとやんでしまった。
それでもこれが、11月初めに意外と早く始まってしまった今年の冬の、初雪である。
昨夜は、それからまたさらに夜中にも降りそうな気配を見せてはいたが、
今朝起きて外を見てみたら、昨夜とまったく変わらなくて、呆気ない思いをした。
地面にはまったく積もってなくて、車など、物の上にうっすらと積もっている。

大雪だろうが小雪だろうが、厚化粧だろうが薄化粧だろうが、
雪化粧の風景はいつも風情がある。
いとをかし、、、の世界に満ちている。
清少納言は「いふべきにもあらず」ですませてしまったけれども、
雪景色には、何ともいえぬ幻想的な、奥深い味わいがある。
今朝も通勤途中、薄化粧の山々や川原の風景を楽しんだ。
雪の白は単なる白でない、独特のふくらみがあるので、味わい深いのだろう。
あの風情は、絵にも描けないし、写真にも撮れないだろう。

雪景色に囲まれていると、神秘の世界に取り巻かれているような気がするのである。

今年は冬の訪れが早すぎたし、
成熟したエルニーニョが日本列島の南海岸側に影響を与えるだろう、とも聞いている。
この冬、また雪景色が見られるのか、実に不安である。
雪も降らないくせして、きょうのようにただ寒いだけなのは実にけしからんことなのだが。。。


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