TENSEI塵語

2003年03月19日(水) 転勤だそうだ

人事異動の公表は毎年3月28日ごろなのだが、
たいていきょうあたりに内示というのがあるのである。
そうでなければ、いろいろ困ることがある。
当人の身辺整理の時間も必要だし、校内人事もそんな遅くでは困ってしまうし、
何よりも、そんな異動では困ってしまう人が苦情申し立てをする余裕が必要だ。
そんなわけで、だいたいこの終業式の前日あたりに内々の申し渡しがある。

これは極秘が立て前なのだけれど、苦情交渉に備えるために、
組合はどんな内示が出たかを把握することになっている。
私は、毎年校長室前に立ってそれを聞き出すところに加わっていたけれど、
今年は人事対策の校内の長ということになっているので、
きょうはそういう立場としても先頭に立って、内示を把握しなければならなかった。
そして、教頭が目の前を通るたびに、通りすがりに呼ばれそうだと冗談を言っていた。

ところが、その冗談が本当になってしまった。
ある瞬間、ふと見たら、教頭の顔が真正面にあって、ちゃんと名前を呼ばれているのだ。
長年、この日はいつも高見の見物みたいなものだったので、信じられなかった。
図書主任として始めた仕事がまだ半ばだったので、まだ変わりたくなかった。
そういうことも、校長に言っておいたし、校長もそのつもりだと言っていた。
(でも、その通りになるかどうかはわからない、とはわかっていたけれど)

校長室に入って通達された赴任校は、自宅から1番近い学校だった。
2、3年後か数年後には、自ら希望を出す予定にしていた学校である。
文句の言いようがない。
まだ仕事半ばだから、なんて理由は、こういう場合ぜんぜん問題外だということは
すでに知っているものだから、何とも言いようがない。
もし私が組合員でなくて、こういう事情に疎かったら、ごねたに違いない。
だいたい私は、こうと決めたことは絶対に途中で投げ出さない、あきらめない、
で生きてきたので、途中だけど捨てなさい、と言われるのはくやしいのである。
けれども、そんな理由で苦情交渉をしても労力のムダである。
この場合はあきらめるしかないのだ。

これから1週間は忙しい。
身辺整理と、仕事の引継と、吹奏楽連盟の支部の役員対策がたいへんだー。


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