| 2003年05月05日(月) |
暑い3連休 &白集団の不思議 |
いい風は吹いていたというものの、27、8度にもなる暑いGWになった。 昨日、部活のために学校でほぼ1日過ごしたけれど、 校舎の中だけは異様にヒンヤリとしていて、喫煙室は寒ささえ感じた。 夏らしい陽気というわけではないのだけれど、初夏の風情でもない。 そういえば、昨年も、5月にしては暑すぎるぞ、とぼやいてたような。。。
特に昨日は、実に久々の休日部活で1日が終わりかけたところへ、 夕方から家族で「ロード・オブ・ザ・リング」を見に行くことになって、 異次元の世界を旅して来たので、長い1日になった。 春休みに転勤騒動で行きそびれて、映画館で見るのは諦めていたけれど、 まだ、時間限定とはいえ、字幕版を上映してたとは驚きである。 とにかく映像がすばらしい。 物語はたいへん息苦しいような展開になってきているけれども、 この世界にしばし浸っているのが実に魅力的に思われる映画である。
清見村の白装束集団は、今夜7時半ごろ移動を開始したようである。 昼のニュースで聞いたところでは、 ニビル星の接近とやらで起こるとかいう天変地異から守るために 建てられたという山梨県のドームに向かうのではなく、 福井県にあるバナウェーブ研究所に帰るという仄めかしがあったと言う。 (その研究所の地下には強固なシェルターがあるという報道もあった) ま、とにかく、何をしようとしているのか、どこに行こうとしているのか、 そもそも、この10年間何をしてきたのか、さっぱりわからない。 たしかに、先日のある報道では、電磁波やスカラー波を防ぐ研究を 続けてきたというコメントがあったのだが、 その進化の過程は、白布とまじない札の強化でしかないようだ。 科学的には根拠のないおまじないを一生懸命に施している一方で、 彼らはケータイを平然と使用している(車のそばではないけれど)。 瀕死の教祖さまをお守りしているそうであるが、我々から見ると、 病人にとって最悪のことをしているとしか思われない。 その教祖さまの、実際の病状とやらもわからないし、存在自体が謎である。 警察も、かなり立ち入って捜査するようになったようだけれど、 そこまでは踏み込めずにいるそうだ。
謎だらけであるために、さまざまな憶測を生む。 つい先日までの10年間はほとんどマスコミにも問題にされずに、 近辺の村民の漠とした不安でとどまっていたのが、 マスコミも報道を盛んにし、新たな不安をもたらされた村民が 警戒心を強めるようになったのも、その不可解さがクローズアップされたからである。
テレビ画面で白い車の列を眺めていても、 その中の1台に、瀕死の病人が守られていることが信じがたい。 実はもうミイラと化しているのではないか、 ここ何年かは、ミイラとなった教祖さまを守り続けているのではないか。 その遺骸を、もうすでに山中に埋めたか、 あるいはまた、瀕死のまま、実は研究所で療養しているとか。。。 そうして、彼らの恐れる運命の日とやらに、空の車の内部を見せて、 千乃さまは、昇天して地球をお救い下さいました、、、などと。。。
今朝、教祖さまの口述筆記という声明が発表された。 声明を出したのは、ヴァル大天使長なのだと言う。 つまり、その天使長が、千乃裕子の口を借りてお告げをしたらしい。 それによると、ニビル星の接近は1週間遅れるのだと言う。 じっくり読むことはできなかったけれど、 こういう声明文には似合わない、煮え切らない論調で、 信じるものしか救われることはないようなことが書いてあるようだ。
瀕死の病人が生きているとしたら、 彼らの言う運命の日に、瀕死の病人はお亡くなりになるのだろうか? そうして、教祖さまが命と引き換えに地球をお救い下さった、と、、? あるいはまた、マスコミと横暴と警察の圧力のために、 電磁波やスカラー波を防ぎ切れなくなって、教祖さまを死なせてしまったと、 世間に向かって告発することになるのだろうか?
謎だらけで、さまざまな不安のもとになっているのであるが、 願うことはただひとつである。 信仰というものは、自己の心ひとつの中で育ててほしいものである。 スカラー波攻撃は誰々の仕業だとか言って不審な行動を続け、 さまざまな形で不審を振りまいて敵を量産し、 ついには全世界を敵に回すような戦闘的な組織になったり、 ニビル星などという架空の危機を作り出して、 不安を煽って信者の結束を高めたり、 信仰とは本来そういうものではないのである。 信仰とは、自己の抱えた苦難と向き合うための心の糧である。 それ以上の方便に利用してはいけないのである。 教祖さまが第一に教えるべきなのはその点である。 新興宗教の恐ろしいところは、教えの正しさよりもまず先に、 信者がそのリーダーに対して献身的になりすぎてしまう点である。
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