Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 虚飾

 ブライダルの仕事は 本当に 命を消耗する。

 自分を売り込む事、そのためには他人を蹴落とそうとする ミュージシャン。

 自分の否は一切認めず、すべて、人に罪をなすりつける、事務所の社長。

 自分だけは関係ない、と自分の立場だけを守ろうとするスタッフ。

 お金払ってるんだから、何でもやれよ、と言わんばかりに、無茶な注文を出す新郎新婦。

 
 自分の持ち分の仕事だけでも、いっぱいいっぱいなのに

 現場に行くと、味方は 誰もいない。

 だから、やっぱ 昨日書いた通り

 「戦闘」 って言葉が よく似合う。

 
 そこには、思いやり、やさしさ、人道的、いたわり、

 そんな言葉が なかなか 見つからない空間。


 帰って 心休まらず、テレビをつけてみる。

 CDTV。 

 最近 何 流行ってるのか 全然知らなかったので 

 とりあえず 見る価値はあったかな。

 
 そして、若者が 商業主義の大人の意図によって、

 与えられる音楽も 操作されてる事を 実感・・・。

 
 心に響く、良性の音楽が ほんの少ししか見つからない。

 あとは、

 いかにお金に化けられるか、と 競うように奇抜さを求めた 作品。

 戦争している国や 病んでいる人達を 小馬鹿にするかのような

 自分さえよけりゃハッピーハッピーな ザ・思考停止ソング。

 
 ね、え、 みんな。

 見抜こうよ・・・・・。

 ちまたに 出回っているものの 多くが

 悪魔に やられてるよ・・・・・。

 
 虚飾だらけな この日本で・・・・・。



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 ほんの、2ミリくらい 気を緩めたら

 孤独が あっという間に 私を襲う。

 
 恋人 と 呼ぶ人 は

 本当は 大事に守るべき者は 私じゃない。

 
 恋人の 幸せを 願うことは、

 恋人の 取り巻く 環境の幸せを、願うこと。

 だから、恋人の 家族の幸せを、願うこと。


 私は、うん。

 音楽に囲まれて 生きていく。

 一人で。

 色々な人と 助け合いながら、

 一人で 頑張るから。

 そういうのが、性に合ってる。

 
 そういう 一人な私を

 見返りなしに、5年間見てくれている人がいる。


 私は、その人を 幸せにする 使命がある。


 「誰か私を 幸せにしてくれないかなぁ〜」

 と ぼやく気が 全くなくなった。

 私が、私の幸せをプロデュースする。

 そして、その幸せを、

 私の周りの 支えてくれる人達に おかえしする。

 そして、その周りの、出逢った全ての人に おすそ分けする。

 
 そういう人生に、シフトチェンジする。

2004年06月20日(日)
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