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■ 「集中力」
死にたくなるような思いをしつつ、
仕事のスケジュールもここ数日 鬼。
余計な事を考えなくて済むので、
逆に助かっている。
今日は
ミリオン作曲家さんのスタジオでレコーディング。
ふがいないピアノだったけれど
私との出会いを とても喜んで頂けた。
「沢山作っていた時期、
1年に何曲位作られてたんですか?」
と聞いてみたら
『1、2曲だよ』
と さらっとおっしゃる。
えっ! 意外。
『曲数じゃないね、集中力だよね。』
って。
少ない言葉の中に、 すごい事が隠されてる気がする。
おそらく 先生は
世の中にしっかり出た曲しか
カウントしてないんだろう。
試作品や、シンガーさんにデモで聴いて頂いた
沢山のボツ曲?などは
カウントしてないんだろうな
『無から作り出すものだからね。。』
と何気なくおっしゃった。
さらっと聞き流せるような言葉ばかり
でも 深いんだ 実は。
大半の方は
“年間100曲は作りますよ! それ位作れないとプロじゃないですから”
などと答える事だろう。
自分の功績や努力を
極力出さず
他人の功績や努力を
極力クローズアップする。
私の出逢った ほんの一握りの
一流の人、の共通点だ。
彼も そう。
そういう人。
だから、未熟なこちらは とても心地よくて 信頼出来る
・・・出来るんだけど、
よく間違う。
自分自身も、
同じように出来てるような
錯覚に陥る。
まだまだ 全然
見えてないことや未熟なことが多いのに
相手の包容力に甘えてしまうんだ
これ、落とし穴。
私も勘違いしてしまってたなって
今回、本当に思い知った
守られてただけで
自分だけをシビアに見たら
全然 まだまだ
そして、
自分の生徒にも 勘違いさせちゃってた
昨日は 生徒の発表会だった
「先生 優しすぎるから・・・」
と、大抵の生徒さんや親に言われる。
よくないな
指導業としては、いいことじゃない
生徒さんに 等身大の自分を
見つめる機会を作らないと
そして 私も
等身大の自分からスタートしなくちゃ。
そうして、どんどん前に進みたい
『数じゃない、集中力』
この言葉 そうそう
彼だっていつも言ってくれてたよな・・・
『俺ももう霞食ってるから(笑) これからは ○○さん(←私の名前)とかに 頑張ってもらわないと(笑)』
とも言って下さった。 素晴らしい先生が、応援して下さってる。
作曲に対して、
少し頑張れる気がしてきた。
2011年10月17日(月)
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