Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 優秀が正解?

 優秀なことが、

 イコール正解なのか?



 根本的に色々 疑いにかかっている。



 素晴らしいものを作り出すこと、

 素晴らしいものを持つこと、

 素晴らしい成績を修めること、

 素晴らしい経歴を持つこと、



 それらを獲得するために

 人は 何を犠牲にしているのかなと


 ふっと 考える



 自分より相手を尊重する想い、

 ゼロになって自然を感じる時間、

 人の心の奥を感じ取る能力、

 弱い者をいたわる気持ち、

 

 それらが 犠牲になってる気がする



 素晴らしいアートなどを観て

 それは嬉しいけど

 作り出す人達の中に 飛び込んでみて

 思った



 心の奥が 荒んでる人の 何と多いことか!



 
 夕焼けの赤の色合いの違いを

 じ〜っと真っ暗になるまで見てたり


 木々の葉の形をひとつひとつ見てたり


 ねことたわむれてたり


 海に足をつけて ちゃぷちゃぷしてたり



 そういう時間で人生を

 埋め尽くしてはだめなんだろうか



 人間の作り出すアートも素晴らしいけど

 そんな回り道しなくても

 大自然が そこにあるじゃん


 それを喜んで 嬉しんで

 最低限必要なものを作って

 ゆっくり生きることは

 

 ダメモード とか

 廃人生活 とか

 落伍者 とか


 いろんな表現をされる今の先進国



 今日の夕焼けの色、ホント何というか

 ボルドー、濃紺、灰色 が

 なんともいえず混ざった素敵な色だった


 おとといは、虹に見とれてた


 
 それだけじゃ、だめなの?

 いや、だめじゃないよ


 
 認められたい

 人より秀でたい

 勝ちたい


 そんな欲さえ捨てれば



 人は 自然で 自然に

 シアワセに生きられるんではないのか
  


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 あぁ、気づいた

 逆かも

 心が荒んでいるからこそ

 素晴らしいアートを生み出すことで

 癒しを得ている


 そういう人が大成してるのかもなぁ


 ある意味 合法ドラッグ的な



 だから、素晴らしいものを生み出す人と

 じかに接すると

 意外と 心がひりひりするんだ


 素晴らしい何かを作り出す人と

 時間を共にする時

 8割位の確率で

 私、泣きそうになる


 それは、

 私自身の劣等感が刺激されてたのかと

 数十年、自分を責めてたけれど


 ひょっとするとひょっとして

 それだけじゃなくて



 相手の 魂の傷つきっぷりを

 拾ってたのかもしんないな


 
 今まで生きてきて、

 そういう風に考えたことなかった



 相手の問題を 私が拾ってたなんて・・・


 私、

 人より、人の心の状態を感じる感受性が

 強いみたいなんだ 


  
 自分のせいって責めてのは

 半分 間違っていたのかも!


 
 ・・・

 これって すっごい発見かもしんない


 ひぇ〜〜〜

 今まで感じてた前提がくつがえる



 一緒にいて、心がひりひりする人と

 一緒にいて、心がほかほかする人



 そういう尺度で人を測ってみて、

 ひりひりする人は 

 私のせいだけじゃなくて

 相手の魂の傷を きちんと 見てみよう


 直感を 最重視しよう


 
 もちろん、自分の傷がひりひりしてる時もある


  
 自分に原因を追及してせめてなおそうとか

 そっちは 私の場合 もういいかも

 相手が どういうことになってるのかな?

 って 意識を集中して考えてみると

 
 真理、見えてくるかもしれないな




2012年10月01日(月)
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