一平さんの隠し味
尼崎の「グリル一平」のマスターが、カウンター越しに語ります。
目 次|過 去|未 来
その2 ひと月たった頃の日々の生活は、 朝、七時起き!眩しすぎて半分しか開かない目を擦りながら、コック服を着て、白い長靴はいて 店に向かって、眠りながら、ふらふらと・・・ 店に入るなり、チーフが来る前に200枚ぐらいの皿をいっきに洗ってしまい、お湯を沸かし お茶を用意します、きっちり八時になるとチーフがやってきます、 「おはようございます!」一礼・・・そして、お茶を・・・ そんな、こんなの毎日がつづいて、三ヶ月ほどたった、あの日・・・忘れる事の出来ない出来事が・・・
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