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考えかた |
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過去 : 未来 : メール | 2003年06月04日(水) |
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最近考えさせらること。 「特殊学級」 私が小学生の頃、特殊学級は確かにあった。 そこの教室には卓球台があったり、魚が飼ってあったり、一杯いろいろ飾ってあって広いわりにはそこに所属する生徒は4人くらいしかいなかった。 何かを説明されたわけでなく、そこの子ども達にみんな優しかったような気がする。 差別ではなく、区別した。 みんなが彼らを守っていたんじゃないかな。 私の行く学校は特殊学級はない。 小学校で特殊学級にいた子も普通学級に所属しているようだ。 特殊学級に行く子はたくさんの審査も受けるし、親との話し合いもある。 最終的に親が承知しないとだめだ。 どうもココの地区の親さんは「特殊学級」を嫌う。 「特殊にいる」ということをかなり恥に思うのか? 家の恥・・・なのか。 それとも どんな子どもで社会に出るんだから今から特別にしないで欲しいという気持ちか。 とにかくいろんな考え方で普通学級にいる。 私が小学校1年のとき知能テストの結果が悪くて「特殊学級」を考えられたらしい。 学校と両親は様子を見ることで合意し、私は普通学級で生活した。 小学3年の知能テストでは問題がなかったと連絡があり、その時に母がそのことを後で教えてくれた。 ソーイエバ 2ネンセイノトキ イツモ イチバンマエノ セキダッタナ・・・ 親として、その当事者になったら何を考えるだろう。 もし私の子どもたちがそう言われたら。 ダーリンに話すと 「授業を見て決める。学校によって力を入れているところと、入れてないところがあるから。」 と言った。 子どもにとって何がいいかを考えたい。 何もわからない授業をずっと受け、萎縮していなければならないのだったら私は迷わないだろう。 私が今の学校で見ていて二通りのパターンがある。 一つはみんながその子を守って仲良くやっているケース。 先生がその子にもあわせて指導していく。 その子がうまくできると拍手が起こる! ステキなクラスだ。 もう一つは、その子を特別扱いするとクレームが起こり かといって、仲間扱いをしない。。。 無理矢理教室に入れている・・・という感じ。 やりにくいクラス。 本人のその程度によるのも確か。 仲間の質にもよるのも確か。 担任の力量によるのも確か。 いろんな条件があるから『特殊学級』といっても、その答えは多種多様。 |
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