仕事の格差


 過去 : 未来 : メール 2007年01月15日(月)


どの仕事が「偉い仕事」で、どの仕事が「かっこ悪い仕事」か。


子ども達が学校で職業体験などをしにいくが、机に座ってコンピューターをいじっているそんな姿がかっこいいと言い、そういう仕事に憧れる子が多い。


学校生活の中では係り活動を通してどんな仕事だって大事な仕事だと教える。


毎日給食の前に配膳台を拭く仕事、休み時間に黒板を綺麗にする仕事、花の水やりをする仕事。

すべてが大事な仕事であり、それをその子が怠ったらクラス全員の子が困るのだ。


何も言わずに目立たなくても自分の仕事をきちんとやっている子。


いっつも黒板が綺麗で気持ちいいなぁ。○○係りさんがきちんとやってくれているお陰だよねぇ。




それに反し、格好いい仕事だけを選んで人前でだけやる子もいる。


どんな子の姿も教師は見落としてはいけないと思う。






いろんな子の姿を取り上げて、指摘することで目立たない仕事を地道にやっている子はクラスに役立っているという自信を持ち、どんな仕事も本当に大切なんだなと体感し、そしてそれが子ども達の将来の職業観に繋がるのだと思う。




どんな仕事でも卑下するものではない。









最近、うちの前の64歳の造園屋社長さんと話すことがあった。

お茶を飲みながらうちのダーリンといろいろと盛り上がっていた。



最近は仕事が減ったとかそんな話からこんなことを言ってた。




雨の中でよ〜俺達がずぶぬれになって仕事してたら、そこへ小学校2年生くらいの子ども連れた若いお母ちゃんが通りかかったんだわ。







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ええええええぇぇぇぇぇぇ!



社長さんは笑いながら



「それは当たっとるな。」






いや、当たってないよ。



社長さんの描く図面も、そして造園技術もすばらしいんだから。







それにしても周りが見えてない親だねぇ。






そうしたらダーリンも同じような話をし出した。



・・・続く

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